点検をしていたら、目視でリアナックルから亀裂が
確認できた。
リアナックルは、ノーマルでは割れやすいために
補強済みのパーツなのだ。
しかし、2号機のそれは既に、10年は使っている
やはり、経年劣化は仕方のない事だ。
早速バラして、亀裂面をカッターサンダーで切り込みを入れて
溶接面を増やす為!
深くえぐった所から溶接してみた。
こんな時に、レッドチェックがあれば
簡単に亀裂を発見できるのだ!
もう半年も前から頼んでいるのに、
部品屋に聞いたら、忘れていたらしい⁉️
と言う事で、これはスペアにして
新しく作業をした。
まずナックルをサンドブラストにかけて
綺麗にして亀裂を点検、
補強して。ピロボールを撃つために
純正ブッシュを、抜く、プレスを使って
3箇所抜くのに、30分もかからないだろう。
そして、ここのピロがない事を確認💦
レース仲間の今泉に言って、持って来てもらって
入れるのは簡単なので15分で終了。
取り付けして、アライメントを取って
何とか、作業は終了しました。
まぁ、今回のはいきなり折れる様なことは無いけど、
溶接してある部分が強力なので、完全にそこで止まっていた。
どうこうはなかったけど、
日頃のメンテナンスで、目視を怠ると
大変な事になるから、目視点検はかなり重要です
そして、この目視力は、走っていない人には
中々、わからないんだよね。
自分がそんな時はどうだったかな?
みたいな経験値から、成り立っている
熟練の職人とは、見なくても音を聞いただけでも
わかる様に、
そんな事を昨日は思いながら
寝ました。
俺も、もう47年間も筑波サーキットへ
通っているんだなぁ。
あと3年で半世紀かぁ
と、我ながら趣味と仕事の両立で
戦って来た人生だなぁと。