香港、とゆうか多分中国全土漢民族文化の中での9月(旧暦8月)のメーンエベントといば、中秋。
日本でも中秋の名月の夜には、まん丸な月を愛でながらまん丸なお団子を食べるのがなんとなく小粋を気取る伝統となっていますね。
こちらでは、もっと家族イベント的なものになっており、中秋の夜には一家そろってどこかへ月見に出かけては、月餅(げっぺい)という饅頭のようなものを食べます。
家族の絆が強いこの街で、仕事や学業で普段はバラバラになっている一同が集まるための、貴重な夜。丸いお月さまも、家族の円卓に見立てられているとかいないとか。
そんな中秋の日は夜更かしをすることが国家的に決まっていて、翌日は国民の休日となっているという徹底ぶり。それだけ、こちらでは中秋は大事な日なのです。
でもまあ、今年の中秋はもう少し先。
ですが、街のパン屋といわずスーパーといわず、食品を扱う店の店頭には月餅が大々的に並んでいます。
ついこの間までは、月餅の予約コーナーが目立っていました。気の早い店では、二か月も前から予約を開始していたような気がします。
そんな月餅、家族でも買うし親戚や友人にも貰うしで、中秋を過ぎたら毎日月餅、月餅、月餅、猫も杓子もとにかく月餅!的な月餅三昧です。(と、ゆう私の昨年の初香港中秋のイメージでした)
飽きるほどたくさん食べることになりますが、さすがにそこは本場でもあり、月餅の種類も豊富です。
王道なところでは、塩卵の黄身が入っていたり(きれいに切ると満月のような断面ができる)、ハスの実や、緑豆、変わり種ではケーキになったりアイスになったり。
そして、月餅大好きのうちの嫁は、冷やして食べる月餅が大好物。ケーキとは違うけど、雪見大福のような感じで、しっとりモチモチな皮に包まれたヒンヤリ餡が、なかなか素敵です。
うちは、中秋を待ち切れず、この雪見大福月餅をもう食べだしました。
赤ちゃんがいつ産まれるか分からず、産後は冷たい食べ物は絶対に食べさせないそうで、「中秋より先に産まれたらコレが食べられなくなる~」、と本気で心配していたので。
とゆうことで、今年の中秋節は9月19日。出産予定日は22日。病院と産後で嫁が料理どころじゃない間は、月餅が主食になりそうです。
