1か月ほど前から、日本の親会社から常熟に
出張している方がいます。
我が社で働いているわけではなく、常熟に
あるお客さん(日系企業)に毎日出勤。
厳しい隔離政策のある中国に出張してくるのは
とても大変だったと思います。
親会社での仕事の接点はありませんでしたが
同じ常熟にいるのですから、たまには食事を
しましょう、ということで日式居酒屋にお誘い
したり、ピザ&カレーを食べに行ったことも。
おひとりでの夕飯は簡単なものになることも
多いそうで、それが続くのはイカンだろう、
ということで総経理が自室での家飲みに誘い
ました。
日本のテレビ番組を見ながらお酒を飲み、
おつまみとご飯を食べて歓談。
話の中で、「出張者は仕事が終われば帰れる
けれど、駐在者は何を目標に頑張っているの
ですか?」と聞かれました。
・・・良い質問だと思いました。(笑)
駐在者のミッションはそれぞれあると思います。
仕事がうまく行く、行かないもあり、そもそも
中国という駐在地に馴染めるかどうかも大きな
ファクターです。
海外赴任が苦行や島流しのように感じられて、
帰任の日を指折り数える人もいれば、言葉が
できなくても、そこそこ楽しめる人もいます。
振り返ってみて、自分はどうか?と自問した
際、結局、私の目標は「新しい経験をする
こと」自体なんだろうな、と思いました。
居れば居るだけ、とんでもない経験も含め、
新たな経験ができるのが中国赴任かな、と
思います。(笑)