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いまさら読書感想文

新旧問わず、文章、であればなんでも読んで紹介します。

こんにちは。エスイです。

早速ですが、今日は相場英雄の「震える牛」を紹介します。

 

 

正直、本書を読むのは二回目ですが、二回とも中古108円で購入してのことになります。

しかし、あえて自分がここで主張したいのはですね、

 

108円で買える本でこんなにも満足感が得られるミステリーを読める日本はすごい!

 
と、いうことです。
本書のあらすじはいわゆる「窓際刑事もの」で、主人公は迷宮入りしそうな事件を扱う継続係についており、警視庁内部の事情から解決の見えない強盗殺人事件を扱うことになります。主人公は昭和気質の地道な調査を得意とし、後輩刑事を連れて、事件の真相を追います。
 
と、いう内容はそのままテレビの2時間ドラマにありがちな内容ですが、ここに様々な社会問題がからめて語られていくわけで、物語がかなり重厚になっているように感じます。
 
ただ、あくまで昭和刑事のミステリーというのは変わらないので、「昔気質」が苦手な方ははっきり言ってお勧めできません。
自分そこまで昭和アレルギーがあるわけではありませんが、平成の世を是とする身としては少々鼻につくところがありました。
 
ただし、社会派ミステリーとしては一級品と思います。
よろしければ是非、ご一読を。