中国語、ピンインと注音(ㄅㄆㄇㄈ)の違いは?
目次
01/ ピンインってなに?
02/ ピンインの使い方
03/ 注音(ㄅㄆㄇㄈ)ってなに?
04/ 注音(ㄅㄆㄇㄈ)の使い方
05/まとめ
1. ピンイン(拼音)ってなに?
ピンイン(拼音)とは主に中国本土で使用されている中国語の発音表記法のことで
アルファベットなどで発音を示す一種の発音記号です
簡単にいえば漢字を読むためのふりがなのようなものです
ピンイン(拼音)は母音が36個と子音が21個あり、
これらが組み合わさって、約400通りの音になります!
2.ピンイン(拼音)の使い方
韻母(いんぼ)/ 母音
ピンインも音節は二つに分かれています
一つ目は母音こと「韻母(いんぼ)」です
「韻母(いんぼ)」は36種類あると言われていますが
基本的には「a、o、e、i、u、ü、n、ng」の8つを組み合わせることで
36種類の母音が発音されます
声母(せいぼ)/ 子音
二つ目が子音こと「声母(せいぼ)」です
「声母(せいぼ)」の中で特に
「f, q, x, c, zh, ch, sh」は日本語にはない発音なので注意しましょう!
この二つの音節を組み合わせることで
約400通りの音になります
ピンイン(拼音)の組み合わせ方はわかったけど
どう読めばいいの? と思った方!
実はピンイン(拼音)は約400通りもありますが
ほとんどがローマ字読みできるのです!
例えば
ni hao ニーハオ
(nǐ hǎo/你好)
こんにちは
wo ヲー
(wǒ/我)
わたし
など日本語とほぼ同じ発音ですよね!
このようにピンイン(拼音)はローマ字読みできるものがほとんどなので
とても覚えやすいと思います!
(以下の表が一般的に使われているピンイン表記法です)
注音(ㄅㄆㄇㄈ)ってなに?
注音符号(ㄅㄆㄇㄈ)とは
主に台湾で使用されている
中国語の発音記号の一つです
ピンインのようにアルファベットではなく、独自の文字を使用します
注音符号は、先頭の4文字「ㄅㄆㄇㄈ」から「ボポモフォ (bopomofo) 」とも呼ばれています
簡単に言うと、台湾の人たちが漢字の読み方を確認したり
スマホやPCで文字を入力したりする時に使っている、
私たち日本人にとってのひらがなのような存在が注音符号です
注音(ㄅㄆㄇㄈ)の使い方
注音(ㄅㄆㄇㄈ)には
母音が「16音」、複合母音は「20音」、子音は「21音」あります
簡単に説明すると
以下の画像にある青文字の部分と赤文字の部分を組み合わせて読みます
例えば
(wǒ/我)を注音(ㄅㄆㄇㄈ)で表すと
ㄨ【wu / u(ウ)】+ ㄛ【o(ゥオ)】
となります
ピンイン(拼音)のようにアルファベットではなく独自の文字の発音を覚えなくてはならないのが難点ではあります
ですがピンイン(拼音)に比べると組み合わせが少なく
簡潔にできているので
覚えにくくはないと思います
まとめ
以上がピンイン(拼音)と注音(ㄅㄆㄇㄈ)の簡単な紹介と使い方になります!
いかがだったでしょうか?
これを機にピンイン(拼音)、注音(ㄅㄆㄇㄈ)を使った中国語勉強を始めるのもいいですね
最後まで読んでいただきありがとうございました
引用:YesOnlineChinese公式インスタグラム 「台湾人ってピンイン使ってないの?!」
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