いえすのオカルト・フィールドノート

いえすのオカルト・フィールドノート

Amebaが運営する仮想空間「ピグ」の中で採取したオカルト話を載せるブログです。

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■事故にあった猫

東京都 男性 30代

道端を歩いていたら、茂みから猫が飛び出してきた。
そのまま全速力で道路に走りこんで、その後、車に轢かれて、死んでしまった。
吹っ飛ばされて道路に突っ伏してるのに、下半身だけしばらく猫走りしていた。

■クリーニング屋のボロ布

クリーニング屋を営んでいた祖母の話。

ある早朝、まだシャッターを閉めていて開業していない時間に、何度も何度もチャイムが鳴った。
お祖母ちゃんは肝がすわった人だったので、うるさいと感じ「まだお店やってないよ!お客じゃないなら帰って!」と怒鳴った。
するとチャイムが止んで静かになった。

開店の時間になって、お店を開けようとすると、カウンターに何かが置いてあるのに気付いた。
それは、赤茶けたサビ色をしたボロ布で、昨日の夜にはそんなものは置かれていなかったし、誰に聞いても、そんなものを置いた覚えはないという話だった。

そこで、お祖母ちゃんは「ああ、今朝のチャイムはお客様だったのか」と反省して、そのボロ布を丁寧に洗い上げて「お客様とは失礼しました。当店は先払い制ですので、次からはお代と一緒に お品をおだし下さいね」という内容の侘び文を添えてカウンターに置いておくことにした。
しかし、まったく取りに来る様子がないので、洗濯が終わったものをおく棚に入れておいた。
しばらく時が経って、いつの間にかそのボロ布が見当たらなくなっていた。
でも、なくなって困るものでもなかったので、誰も気にしなかった。

さらに月日が流れて、お祖母ちゃんは調子を崩して亡くなってしまった。
葬式を終えたあくる日、お祖父ちゃんがクリーニング屋のカウンターを見てみると、そこには汚れてボロボロになった小銭がおいてあった。
お店はまだシャッターも開けていない状態だったし、昨日はそんなもは置いてなかった。

お祖父ちゃんはそのボロボロの小銭をみて、何故か瞬時にボロ布のお客がばあさんを悼んで置いていったんだと感じたそうです。
祖父母はとても仲の良い夫婦だったので、お祖母ちゃんが亡くなってしまってからは、お祖父ちゃんは呆然としていたけど、そのボロ銭をみて、はじめて、お祖母ちゃんの死を実感して、泣いたそうです。