先週の土・日で佐伯市蒲江に家族旅行へ行って来ました。
その途中に『赤八幡社』と言う神社があったので久しぶりに神社参拝をしてきました。
では鳥居から。
鳥居の額には『赤八幡宮』の文字があります。
読むと二行目に『一巌石あり、』とあります。
これは古代の巨石信仰、磐座のことではないかと思います。
そして『赤』がその昔『閼伽』となっていたことが分かります。
『閼』を調べてみると(アツ、エン、ふさ・ぐ、とど・める)とあります。
『伽』は(か、キャ、とぎ)となります。
では『閼伽』で調べるとどうなるか?
閼伽とは仏教用語で仏前に供える水と出てきます。
神仏習合の名残?
写真に撮ってませんがそういえば手洗いの石が蓮の花をかたどっていたな。
祭神は八幡宮なので応神天皇・中哀天皇・神功皇后の親子3人です。
参道を歩いて行くと2つ目の鳥居があります。
額には文字がありません。
そして桜門が見えてきます。
大きく立派な門です。
境内には大小様々な木造祠・石祠があります。
こちらの木造祠には赤八幡神社元宮とありました。
ここに元の神様が祀られているようです。
こちらは鎮魂社です。
日本の為に戦って亡くなった戦没者を祀っています。
津久見ロータリークラブの寄贈です。
裏の参道にも鳥居があります。
いずれも額には文字がありません。
最近立てた鳥居には赤八幡宮の文字がある。
どうも昔からある鳥居の額は消されたのかな?
境内にある金刀比羅宮の鳥居にも文字はありません。
そして拝殿です。
大きく立派です。
中を見ることは出来ませんでした。
そして最後に本殿です。
以上です。
神社名の赤・閼伽は気になります。
赤は天照大御神を表す色。
それが古代の迷彩として仏教が用いられた様な気がします。
大分県の東側、豊後水道に面した地域を以前、北海部郡・南海部郡と呼んでいました。
海部とはアマベと読みます。
ア・マ・ベ=天・海・馬・宇摩・部 (宇摩説的に解釈してみました)
高天原の支配下にあった集落があったような気がします。
神武東征の時も確か津久見に寄ったはずだ。
津久見と言う地名も高天原の支配下(つくした)ことが語源かな?
今回は久しぶりに参拝してよかった。
神社とはナント気持ちの良いものだろう。
日本人ならこの感覚が分かると思う。
凛とした空気が気持ちが良い。
これは日本文化として守るべきものだ。
ではこの辺で終わります。