白山神社(安心院) | 哲也の敬天愛人ブログ

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天を敬い 人を愛す。

天は我も人も同一に愛したもうゆえ、我を愛する心を持って人を愛するなり。

本日は小雨の降る中を

久々に神社参拝に行ってきました。


本日紹介する神社は

宇佐市安心院町大字内川野に

鎮座する白山神社です。


~白山神社~


祭神     伊邪那岐命・伊邪那美命

        菊理姫(ククリヒメ)・大山祗命


由緒     太古の創立という。権現山の頂上の巨石を

        御神体として、永く崇拝していた。

        雨乞いに霊験あらたかなので、文化年間神殿をたつ。 

        歴代の領主厚く尊崇すとある。


末社     稲荷社・蛭子社・金毘羅社


境内     神域に樫、杉の巨木多く、石段は百数十段に及ぶ。


以前、安心院町史から抜粋した巨石文化の記事です。

http://ameblo.jp/yesidomasuda/entry-10219389534.html


では早速行ってみます。

まず宇佐市登録文化財の看板が立ってます。


結構・・デカイな。


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こちらが鳥居。

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額には白山神社の文字がある。

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境内には石段とこの坂道の2通りの行き方がある。

この道は車用の道のようだが鳥居を車でくぐるのに

ちょっと抵抗があるので歩いて登った。


結構急坂だし道にはコケが生えていてスベリやすい。

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やっと境内が見えてきた。

由緒にあるとおり杉の大木が見える。

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こちらが石段だ。

こんな急な石段を登ったら明日は筋肉痛だろう。

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石段を登り終えると桜門がある。

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こちらが拝殿です。

神楽殿も兼ねている様だ。

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拝殿には白山神社の立派な額がある。

最近奉納神楽があったようだ。

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こちらが本殿です。

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境内には石祠が3社祀っております。
由緒にある3社でしょう。


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いつもの如く手洗い石を見ると右上にあります。


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そうです。盃状穴です。

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こっちの写真の方が見やすいかも?

由緒にある太古の創立は真実ですね。

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本殿の裏にもう一つ鳥居が見える。

この鳥居をくぐり山を登っていくと巨石の磐座があるようだ。

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そう思うと行って見たくなる。

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こちらの額には文字が無い。

文字を削り取ったような後がある。


朝廷側には都合が悪かったようだ。

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そして裏を見ると・・・やっぱり何かあるようだ。


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鳥居をくぐり山道を登っていく。

この急で足場の悪い道を約280m登る。


途中で何度も休憩した。

気持ち悪くなり顔が青くなっていくのを感じた。


でもここまで来たらやっぱり磐座が見たい。

その思いで約30分掛けて登った。

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そうしてやっと見えてきた。


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巨大な石柱が建っている。

天気が悪く木が鬱蒼と茂っているし携帯の画像が悪いので・・

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見難いが木に囲まれるように磐座がある。

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ここで自分は手を合わせて

『日本をお守り下さい。』とお参りする。


以上です。


この権現山は古代から人が住み

巨石信仰をしていたようだ。


祭神の一人である菊理姫(ククリヒメ)が気になる。

調べてみると全国の白山系神社に祀られているようだ。


伊邪那岐命・伊邪那美命と関係があり

黄泉比良坂で2人が別れる祭に


伊邪那岐命に何かささやいて

その言葉を誉めて別れて言ったそうだ。


この菊理姫は日本書記にちょこっと

出てくる神様で『ククリ』と呼ばれることから


死と生を取り持つ巫女の神様では無いかといわれているそうだ。

と言うことでこの3人の神様は縁が深く

白山系神社でセットになって祀られているのも頷ける。


境内社に蛭子社もあるし。


この権現山のある地域は安心院の佐田地区だ。

ひょっとすると猿田彦命もここに訪れたかも?


では本日は宇佐のルーツ安心院にある白山神社を

紹介した所で終わります。