若宮社(安心院) | 哲也の敬天愛人ブログ

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天を敬い 人を愛す。

天は我も人も同一に愛したもうゆえ、我を愛する心を持って人を愛するなり。

本日は宇佐市安心院町大字楢本にある

若宮社へ参拝に行ってきました。


~若宮社~


祭神      大鷦鷯尊・誉田別尊・仲姫尊

由緒      元正天皇の霊亀元年(715)の勧請である。

         昔は若宮神社と言っていたが、若八幡社と改め、


         さらに明治元年若宮社と改称された。

         昔は津房庄の総鎮守であったが、元亀中大友に焼かれ、


         天正中黒田孝高に請うて、社殿を再興した。

         さらに慶長9年(1604)領主細川忠興由緒ある神社として、


         幣帛を奉納し、高50石を奉献し、

         神殿に菊の御紋を許され社地は免租となった。


                  中略


         境内に神宮寺の一部と仏像が現存している。


境内      広さ3,413坪、昔の岡氏の城山につづく台地で

         御神幸路が長く続き、松や雑木の古木が茂っていて、

         その中に古い石祠や鳥居・石燈篭が整然と並んでいる。


では境内にあった由緒から。

安心院町誌の由緒と祭神の仲姫尊と中津日賣尊は同一人物です。

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こちらが鳥居です。

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額には八幡の文字があります。

上半分が壊されていますが


多分、若八幡だったと思われます。


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鳥居の両側には狛犬が居ます。

目が赤く塗られていますので迫力がありました。

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宇佐市指定史跡の桜門が・・・・・

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こちらです。

入口には立ち入り禁止のロープが

張ってあったんですが入ってしまいました。

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古そうです。

入口の梁には鳥の彫刻があります。

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こちらは最近のつけたようです。


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入口の両方の柱にこんな彫刻がありました。

お爺さん?神様?と箱?籠?が彫ってあります。


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こちらにはお爺さんが空を飛んでいるような・・・

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こちらが申殿です。


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そして本殿です。



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本殿の額には『光神』とあります。




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そして額の右には赤い丸。

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左には白い丸。

2つの太陽の伝承が残っているのでしょうか。

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境内には祠が祀られていますが

由緒にも書いていないように社名が分かりません。

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こちらは手洗いです。

杯状穴はありません。


舟形石でも有りませんでしたが

今写真を見ると右を向いた亀に見えます。

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参道の奥の方にも祠が祀られていました。

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以上です。


この神社の祭神は仁徳天皇・応神天皇

そして応神天皇の皇后。


由緒を読むと50石で

菊の御紋(祭神の天皇)を買ったように思われる。


またこの神社は奈良時代に勧請(分霊・分祀)されたようだ。

本殿にあった赤と白の太陽?見たいな物もあるし


この神社は相当古く、何か重大な伝承があったかも知れない。


では本日はこの辺で。