バース掛布のバースではない


今日は
同級生と

尾崎豊
BIRTHツアー1991を映画館に見に行ってきたんだぉ

尾崎は
ずいぶん痩せていて

声も全盛期より力ない気がしたけど


美しかった


とにかく尾崎は美しい

特に瞳が

とんでもなくきれいなのだ


儚さがこれでもかと溢れていて

痛々しくて


でも
とても絵になるんだよね

上映前に飲み過ぎて

最初の二曲ほど寝てしまったのは認めるが

直後の
フリーズムーンのぶっ飛び方は

鳥肌総立ち
鳥肌総立ちでございます








帰り道




すっかり薄くなった頭を撫でながら



尾崎を聴きまくっていたあの頃の

信じられぬ大人との争いの日々を思い出した





夜の校舎女子トイレ覗いて回った


自転車を手離しで乗り回していた


教科書の与謝野晶子の顔をエロ本にアイコラしていた


上履きで運動場歩いて回った


制服でビデオ屋のエロコーナー出入りしていた



授業中机の下中指立てていた




逆らい続け


あがきつづけた日々




気が付けば

尾崎が年下になっていた





なあ尾崎


俺はまだ

何からも卒業できていないよ






一段と冷え込む今夜



きしむベッドの上にいるんだが


1人ぼっちなので俺は

悲しい歌を聴いている





















江口iPhone江口からの投稿