憧れの山代温泉 古総湯に来ました
山代温泉は開湯1,300年もの古い温泉地
九谷焼と“あいうえお”の郷
とも云うらしい
先述の “片山津温泉” とは味わいが違う
歴史ある由緒ある街なのね

駐車場は、町の無料駐車場へ

古総湯 こそうゆ” というのは、
明治の浴場 総湯を現代に復元したもの
山代温泉の街の真ん中に在り
この共同浴場を中心地に 旅館や商店が立ち
並ぶ街並みを『湯の曲輪 ゆのがわ』と呼ぶ
...山代温泉は何となく 深い味わいが在る街

2010年に 総湯とも、新たに復元建築
1階に浴場 2階には休憩所
明治38年(1905年)の温泉分析表
管理人室は、女湯の入口に在り
そこに券売機が設置されてます
古総湯だけなら、700円
総湯と 両方入るなら、900円!♪
もちろんどっちも入るよねー😊



☆『加賀温泉郷パスポート』という
様々な 3ヶ所の施設めぐりができる
チケットがある事を 帰宅してから知る😂
色々使えるお得な企画 800
コレを利用するべきだったわ



わたしたちが行った時は誰も居なくて...
管理人の女性は(たぶん)2階の窓を開けたり
冷水の準備をされていたんじゃないかな
「すみませーーん」と呼びかけると
上の方から「はーい、ちょっと待っててー」
お返事があってから暫く... 待ちました

物凄く気さくで しゃきしゃきした女性
「ぜったい入って行って〜
いま誰も居ないわよ
 2階休憩室もぜひ休んで行ってほしいわ」
カランもシャワーも無い浴場なので、
できれば向かいの総湯から入ってから
こちらを浸かるのが望ましい
重厚な扉を開けて中へ
おぉぉ 素敵✨
うっとり...ステンドクラス
碧い九谷焼タイルも素敵〜
着替えるのは、この湯小屋の中
衝立の壁が脱衣所
桶で掛け湯してから 入湯〜
サラサラの硫酸塩泉が気持ちいい
ちょうどイイ湯温
コレが源泉かけ流しだというんだから
凄いです 適温♡
天井が高く... ちゃんと 1階と2階の間に
明かり採り / 湯気を抜く為の空間
目線の高さに見える九谷焼タイル♪

美しい湯小屋と美しいお湯
いやぁすばらしい古総湯でした
『体験型温泉博物館』って云うんだって

次に 「総湯」へ
(画像拝借)
右側が温泉卵の売店
左側の門をくぐると、そこが総湯
旧吉野屋旅館の門をそのまま活用したの
だそうです
古総湯の周りは
ぐるっと昔の景観を意識した造り
“湯の曲輪” 町並み景観デザインされています
(建築家 内藤 廣ひろし 氏の設計)
総湯” の中には大勢の湯客さん
地元の方々なのか... かなりのお客さん!
シャワーを使い髪や身体を洗ってます
やはりカランシャワーは大事必須なのよね
何処の共同浴場でもそう
(画像拝借)

お湯は、古総湯とはちょっとかなり違う...
塩素剤の臭いもしてるかなぁ
驚きなのが、シャワーの壁には
数十種類もの『九谷焼』タイルが
ずらーっとそりゃあ見事!
ぜんぶ鑑賞したいくらい
この壁はぜひ観たほうがイイ😊
湯船は津軽のソレの様に真ん中にどーん
かなり深くて小さめの湯船もあり
お湯の文化の高さが伺えます

古総湯にまた戻り、一声掛けて
2階の休憩室へお邪魔させて貰います
1階の湯船には、2人お客さんが入ってる
様で さっき入って大正解でした!
声が響く造りみたい
冷水の用意がされてあります
男湯女湯それぞれから階段2方向
2部屋休憩室あり
全方向 窓が開け放たれ扇風機もあり、
なかなか涼やかで 気持ちいい空間
提灯が下がった庇
窓からぐるっと街並みを見渡せる
総湯と 立派な温泉街
階段はかなりの段数 二十数段
女湯と男湯 それぞれから 昇り降り...
よく考えられてる造り
2階から見えたカフェへ行ってみよう
氷もいいなぁ
はづちを 茶店 こんにちは
あたらしいのに、レトロ
こちらも天井が高くゆったり瀟洒な造り
ミルクソフトクリームがおいしかった♪
ちょっと氷のシャリ感もあったりして

店主さんから、『はづちを』の意味を訊く
アメノハヅチヲノミコト という機織りの
神様にあやかって名付けたとか...

わたしがパフェに喰い付くのもかなり
珍しいけど... 
加賀市では厳しい約束で加賀パフェに
力を入れているのだとか!
こちらの加賀パフェ、加賀棒茶のゼリーや
ぜんぶ味が違う琥珀糖
ちょっと大人の綺麗なパフェ
たまにはこういう贅沢なのをたべてみたい
...ケチケチ旅ばかりのわたしたち


加賀パフェ (はづちを楽堂) 画像拝借

また来たらゆっくり泊まってみたいなぁ

加賀の伝統文化を味わい尽くしてみたい

それにしても、古総湯は素晴らしかったわ


霊方山 薬王院 温泉寺

温泉寺の初代住職 明覚さんが 1039年

「五十音図」を作ったのだとか...!

だから、山代温泉は『あいうえおの郷


さあ初日早朝から4つも湯めぐりもしたし、

本当の目的地、福井へ向かいますよ〜


山代温泉 古総湯

加賀市山代温泉18-128

0761-76-0144

06:00〜21:30 700円

総湯との共通券 900円

「山代温泉 新1号源泉」

63.2度 pH 7.8

ナトリウム·カルシウム-硫酸塩·塩化物泉

溶存物質総量 1.335 g/kg


山代温泉 総湯

加賀市山代温泉万松園通2-1

0761-76-0144

06:00〜21:30 490円

「山代3号温泉 国立山中病院分院源泉」

39.8度 pH 8.7

アルカリ性単純温泉

溶存物質総量 0.7732 g/kg

「山代温泉 新1号源泉」

63.2度 pH 7.8 との “混合泉”

加水加温なし

循環ろ過併用 源泉掛け流し

塩素剤使用


はづちを茶店

加賀市山代温泉18-59-1

0761-77-8270