いつもそこに在る...というものが
それが突然閉じてしまう、無くなってしまうって、哀しいけれど 是迄いくつも見てきたよね

あまりにもおなじみ過ぎる街
山形県 南陽市 赤湯
学生の時は、列車
運転する様になってからはこの路の前を通って行ったり来たり...
つい先日も通ったばかり☺️

a-m-pさんに教わるまで知らなかった
Instagram情報なんですね ありがとうございます
直ぐにくまるさんも行かれた様で、それ迄控えようかなぁとも想いましたが...先に失礼しまーす🙇


赤湯温泉
2022年5月に閉業した 公衆浴場とわの湯
(そして あずま湯
とわの湯のすぐ斜め向いに在る
近江屋旅館
春〜初夏の花 白いサツキが満開
到着した時に手前にでっかいワゴン車
男女2人が玄関にいらっしゃいます
立寄りの方々かしら
東京 足立No. またまた車中泊ですかね
それとも常連さんかな 随分ニコやか😊

女将さんに「こんにちは お風呂お願いします」
👩「お電話くださった方ですね! わざわざ遠くからおいでくださいました」
いえいえ 赤湯はしょっちゅう通ってますから! 数日前にも白川湖に行きました」
👩「わたしも行きましたよ〜 あんなに人が来るんですねー」
「この数年ですよね 水没林って 大きく宣伝しだしたの...
ところで この前の道路 随分クルマ少なくなりましたね」
👩「そうなんですよぉ バイパスができちゃって... 今やそちらがR113で、ここはR399なんですよ」

「ところで、泊まるコトはできますか?」
(...ひとりで宿泊する気 満々なわたし)
👩「宿泊は、昔からのお客さんしか もぉ取らないんです」
(きっぱりそうおっしゃいます)

明朗で気さくな方
お邪魔して出会って数分で和やかにお話
お風呂に案内される
「どうぞ 奥の男湯を貸切にしますから」
まあ貸切にしてくださるの♪

未だ59年 創業 S.40(1965)年〜
もったいない... と想うけど、宿泊業を生業として「日々続けてゆく」という事は大変な事なんでしょうね...
わたしたちは、簡単に「わぁ素敵♪ 昭和レトロ〜😍」なんてつい言っちゃうけど...

「こちらを見せて頂いてもイイですか」
ほぉぉ 女湯は 四角いんですね
全然雰囲気が違うし一寸狭いのですね
脱衣室
誰も来ないのなら...
ちゃちゃっと脱いで 直に棚へ
 はい了解です!

ドアを開けると ふわぁ〜んうずまき
赤湯温泉の もっとも赤湯らしい香り〜気づき
あぁ懐かしい 香ばしく甘い香り
明るくて美しい湯槽 思わずニマニマ😊
ホント、前言撤回...
やっぱり素敵です このカタチこのタイル
なかなかシャワーの湯はやって来ないけど
カラダを洗い沁々と周りのタイルを眺める
壁には 細くて小さなタイル♪ 5mm幅
こんな細いタイル見たこと無いよ
水は出してないけど、初めからホースはこの状態 ちょっとだけ蛇口へ片付けましょう
おぉ 45.6度です ...むぅ
ではでは 掻き混ぜ作戦 はじめ!
えいっえい
それにしても、、、可愛いタイル♡
湯槽の底面もうつくしい〜
この変色もイイね
湯口はこの岩の下のパイプから


まだちょっと熱いけど、誘われる様に 引き寄せられる様に 湯口の方へ ← 解りますよね😘
細かい白い湯花がチラホラ〜
味は殆ど無くやさしい出汁の味
表面 44.7度 だけど だいじょうぶ
なんとかなるわ ←もぉ何処か麻痺してるあせる

けっこう剥げてたり析出物がしっかりこびりついているタイル
ステップが在ってよかったね✨

まぁるい蒲鉾型の縁が いじらしいくらい愛らしい💞

正面の窓はどうやっても開けられなかった
壁はシック
出たり浸かったり なかなか愉しい
深さはかなり在り、底面に座るとちょっと溺れそうに... 昭和の浴槽ってホント深いよね
コレも萌えポイントよ✨☺️
必要以上に 撮ったりしてしまう...😅
名残惜しいけど 上がりますか
汗だくあせる
浴槽の形やタイル貼りばかりをフューチャーしてしまったけど... 熱々“森の山源泉”をいちばん感じる事ができる近江屋旅館さん
よけいな香りが一切しなくてお湯だけの香りを堪能
ドライヤーはこちらに有ったのね
こういうちっちゃな心遣い 好き
成分表示は、何処もおんなじ貯湯口のモノ

赤湯温泉 近江屋旅館
南陽市赤湯292-2
0238-43-2016
400円

「森の山源泉 森の山2号源泉」
 源泉貯湯槽口
含硫黄-ナトリウム·カルシウム-塩化物泉
60.4度 pH 7.3
 蒸発残留物 2.146 g/kg
溶存物質総量 1.911 g/kg

お休み処かしら 1階左奥の座敷
慶長 出羽合戦 北の関ヶ原)ついて特別展やってますね めちゃめちゃワクワク面白い
でもこの時 景勝は米沢には居ないのよね
(『天地人』火坂雅志 著 )
玄関へ
「お世話さまでした〜ありがとうございます」

女将さん 直ぐに出ていらして笑顔でご挨拶
おじいちゃんも居らっしゃいました
初代創業者さんかしら、二代目さんかしら

こういう家族経営の旅館に、もっと泊まってみたいなぁ