青根温泉で現在ちゃんと経営が出来ているのは、不忘閣だけは別格として...
2年前 140年続いた湯治宿 名号舘 閉館
最後の最期の日に入浴、館主の丹野さんと帳場で5時間も お話したあの晩秋の日が夢の様
その土地建物がようやく人にわたり、新しく生まれ変わった(と言っていいのかな) ↓
しかし、今はまだ宿泊できる宿としての許可は下りていない (申請中)
夢と希望を膨らませ一人頑張ってきた若者の覚悟はもう数日で消えてしまう...
(行ってみたい方は是非この10日の間に足を運んだ方が良いです... 2/15迄)
湯気でもぉもぉ 手前 男湯
このタイル こんなデザインタイル
今は見掛けませんよね
先に浸かった碁石の男性が珈琲いただきながら歓談中に、散々
「こんな“古くて汚い”タイルを何とかして新しい木の浴室に改装したらいいのに」
と嘆いていた (建築関係の方らしい)
窓越しに見える打ち捨てられ雪でぐっしょり濡れた布団も興ざめのひとつだったみたい
わたしは思わず苦笑しながら、「あのレトロなタイルだからこそ良いんですよ」と返したけど、彼は「そうか そんなもんなのかなぁ」とお気に召さないらしい
そりゃそうだ ごもっともかも知れないな
お湯は6つの源泉を合わせたブレンド青根温泉 何処も一緒だけど、かなり絞っていて... あの熱さは無い 40℃くらいかな
現在、宿泊業の申請中 どうなるか
真冬の青根温泉はなかなかの厳しさ
暮らすのは大変な事も多いよね
がんばれー 耕平くん
(2022年 17湯め♨️)