小林桜です。

 

診察室以外で30代後半の女性と出会って、こんな会話をすることがあります。

 

「私そろそろ子どもが欲しいんですよね。。」

 

「そっか。そうだよね~。で、相手はいるの?」

 

というと、

「いないんですよ。職場で出会いもないし。もう精子だけもらえたらいいな、とか思ったり。。」

 

「・・・うん、じゃあまず相手を本気で見つけよう。

私の友達が〇〇〇っていう結婚相談所に登録して良い人見つかってよかったっていってたからどう?」

 

といって、スマホでそのサイトを検索して見せる。みたいな。。(苦笑)

 

産婦人科医だから相談してくれてるのかもしれないけど、こんなときはスルーして結婚相談所登録を提案してまう私です。。

 

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私が尊敬している産科医の本の中で、子どもを望む人に知ってもらいたい、でもごく当たり前のことが書いてあります。

 

「プライマル・ヘルス 健康の起源 お産にかかわるすべてのひとへ」 (ミシェル・オダン著 大野明子訳)

 

”子を持つためには、必要条件があります。


まず最初に


異性に魅力を感じること、


あるいは異性から魅力を感じられることが必要です。”


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この本には、「プライマルヘルス=原初の健康」とは何かが書かれていて、これは性的な健康についての章のはじめに書かれています。

 

でも、一般的な医療の枠の中ではその条件についてどのように満たされているのか、あるいは満たされていないかを確認されることはほぼないようです。

 

確かに今は価値観の多様性が大切にされる時代です。

体外受精はもう当たり前の技術で、そのように生まれてきている人も大勢いらっしゃいます。

 

人工の子宮の研究もずいぶん進んでるいるしくで、母体なしで人間が生まれる日も近い、という話も聞きます。


 

そのような時代ですが、

 

少なくとも私は、この本を出した先生方のように、

 

この先の時代にも、

 

この本に書かれているような


「原初の健康」


を養うことを大切にして生きてゆきたいと思います。


そして新しく生まれる方が、


最大限豊かな愛に溢れる場に迎え入れらること


願います。


それが私の価値観です。

 

この相談してきた女性が、

本当に心から精子提供を望んでいて

それを実現することで幸せになるなら、

私はそれを手伝うことはできないけど、

そのかたにとって大事なこととして受け入れます。

 

ですが、

この女性のように、「精子だけ欲しい」と言う女性でも、

本当は、男性と出会い惹かれあい、愛しあいたいという願いを持っていて、

それをあきらめたり閉じ込めたりしてして日常を送っているケースは多いと思います。

 

異性に対して関心を持てない理由には、

探ってゆくと親との関係が影響していることは多くみうけられます。

 

多少痛みがあるけど、その関係を紐解いていけば変わってゆけます。

 

愛し愛されるたいという思いは原初の望みなのです。

 

生きている限り、愛をあきらめることは、本当はできないのです。

 

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私は一般的な産婦人科医としての診療の他に、

健康・病・パートナーシップ・妊娠・出産・子育て・愛することなど、いのちのあらゆる局面のお悩みについて相談にのる機会をもたせていただいています。

 

バーバラブレナン式エネルギーヒーリング、ホメオパシー療法、ファミリーコンステレーション(家族システムのセラピー)、霊的な学びなど、私の魂の導かれるままにあらゆること取り組んできた結果、気が付けばどうやら普通の産婦人科医としての枠からはみ出てしまったのです。。

 

これまでは直接ご縁があった方のみにご案内していた個人セッションを、9月から新しいセッションスペースができることを記念して、ブログを見つけてくださった方にもご案内させていただきます。

 

ぜひ会いに来てください。話を聞かせてください。全身全霊でお応えします。

 

お読みくださりありがとうございましたラブラブ

 

 

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※セッションでは医学的診断・治療は行いません。医療が必要な方は医療機関を受診するようお願いします。