日本みつばちの数がかなり減っていて、その保護活動を日本全国あちこちでされている。
そんな話を耳にされたことがある方は多いのでは。


みつばちには、日本みつばちと西洋みつばちがいて、中でも日本みつばちが今本当に減少しているそうです。


私のみつばちの知識は、昔ハニーさんの記事や動画を観たことがある程度。ハニーさんのお名前と顔以外は忘れている。
みつばちがいなくなると生態系に影響を及ぼす、という程度の私の今の認識でした。



この数年知り合いの庭で、蜂の巣箱を目にします。巣箱を置かれ、みなさんがみつばちの保護活動をされていることは知っていました。

その時も“ なぜ保護活動をしているのか”  
簡単に説明を聞いているはずですが、人間とは(自分の生活にはこれは関係がない)
そう判断すると自分の心には響かないものですね。
サラッと聞き流し、数歩歩けばその説明も忘れてしまうのはよくあること。


ですが、同じ様な話しを2度3度耳にすると
(またこの話しを聞いたな、何でだろう? 私に必要なことなのかな?)と考え始める人は多くいます。

今回の私がそうでした。


みつばちは花や、木の花の受粉をしてくれます。
もしみつばちがこの世からいなくなったら、受粉がされず、花も木も野菜も育ちません。

つまり植物が育たなくなり、、、、


私たち人間はこの地球で一番偉い、何でもできる高度な生き物が自分たち人間だと錯覚し、生きてきました。
ですが人間は愚かです。
私たち人間ではみつばちの様に受粉などできません。


受粉がされなくなると花や木はどうなるでしょう。


生態系が崩れるどころの話ではありません。
受粉がされなければ食料危機となります。

木々が育たなければ山の土壌も崩れます。
天候も変わるでしょう、
その先には地球が崩壊します。





西洋みつばちは外来種。
当たり前ですが、日本みつばちは日本のみつばち。

日本みつばちは西洋みつばちに比べ、農薬にとても弱く、農薬がかかった植物の影響を受け死んでしまいます。それは数匹という単位ではなく、
みつばちの活動範囲に農薬を散布した田畑があると一度に大量の日本みつばちが死んでしまいます。


農薬は散布すると葉の表面に付くという昔のイメージがあり、そんな野菜も食べる際はよく洗えば農薬を落とせると安易に思われています。


が、ネオニコチノイド系農薬というものは、葉茎根から吸収され、実や花粉、つまり植物全体に行き渡り、その効果は長い期間残りますからみつばちだけでなく他の虫たちにも影響を与え、死んでしまう。


当然私たち人間もその野菜を食べるわけですから、洗っても落ちない農薬野菜を食べたら、体に害となることは誰にも分かります。



私たち日本人は農薬や除草剤は使ってもいいものだと教えられてきました。
農協やホームセンターではラウンドアップという除草剤を今でも販売しています。
私も昔、雑草対策に何度か使ったことがあります。



ラウンドアップのことを書くと、みつばちの話が、日本の闇や洗脳教育、世の中の仕組みの話しにまで広がってしまいそうです。
そうした話もお伝えしたいのですが、今は日本みつばちの話に戻します。



日本みつばちが安全に暮らせない環境を作ったのは誰でしょう。


なぜ私たち人間が、日本みつばちの保護活動をしないといけない環境になってしまったのでしょう。


日本みつばちが安全に暮らせるにはどうしたら良いのでしょうか。



そんな環境にしてしまった一人の人間として、今回事実を知るほど、なんとも言えない氣持ちになりました。


ですが知って良かったです。



私に、私たちに出来る、日常の小さな行動とはなんでしょう。





今回私が風邪の不調から助けられた、日本みつばちの非加熱のはちみつは、岐阜県揖斐郡池田町の
和の誉(わのほまれ)さんのものです。


この記事は私が短期間で知った知識ですから、日本みつばちについて書いている内容は悔しくはなく。日本みつばちが死んでしまう原因はダニなど他の要因もありますし、書いている内容が間違っている場合があるかもしれません。気になる方はご自身でお調べください。