明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い致します。
「だからこそ(伝えて良かった)と思える
コミュニケーションを」 美輪ひさ子です。
新年の挨拶は短めにして
今夜はこれを伝えたくて4日まで書かない予定でいたブログを書いています。
ん? 何を伝えたいかって ?
今夜の夜空を伝えたいの。
今夜は三大流星群の1つ、しぶんぎ座流星群。
星空は好条件。
23時頃より1時間に最大35個程度の流星が
観られるそうです。 ☆彡
それを、
それだけを伝えたくて書きました。笑
昔、しし座流星群が
ものすごくきれいだった年があるの。
すごかったよね。
知ってる?
調べてみたら 2001年だったわ。
あの夜、
星降る里で車のサンルーフから
家族3人で顔を出し
まるで雨のように降りそそぐ
たくさんのたくさんのたくさんの流星雨を
感動しながら眺めてた。
深夜1時過ぎ。
夫婦でダウンを着、家から近い暗くて広い高い場所へ出掛けた。
とても明るい流星や
長いくてはっきりとした流星痕をきれいに残してくれる星達に何度「うわーーーーーーっっ」と言った分からない。
口を閉じる暇がなかったほどだ。
今夜はそんな昔の星空のことを書く予定では無かったけれど
思い出したら懐かしくて嬉しくて涙が出た。
家族で最高に幸せだったあの時を思い出し、
今でもまだこんな愛しい涙が出るだなんて。
そんな自分のことが意外で、少し可愛く思えた。笑
本当に本当に美しくて
とにかくとにかくきれいで
CGのような、ディズニー映画のワンシーンのような星空だった。
家族で一緒に過ごしたあの感動は忘れない。
同じ時間を共有し1つになった
心から感動した、幸せな幸せな幸せな時間。
昨年大ヒットしたこの映画のワンシーンにも似ている美しい星空だった。
流星が条件よく観られそうな時は
暗い山へと寝転べるシートを持って
息子の友達も誘い出掛けた。
幸い私は昔から一人で知らない山道を運転しても
あまり怖いと思わない。
運転しながら自分が山や森と一体になる感じに
夜の山道にもワクワクとした。
昔しし座流星群を観た星降る里は
岐阜県養老郡上石津町。
(随分前に合併したから今は大垣市上石津町)
場所によっては町というより「村」と言うのがぴったりなトトロが出てきそうな町だ。
雪の朝や夜なんて、
もう少し車を走らせたら
(近くにゲレンデがあるんじゃないか)と
思うような、静かでしっとりとしていて包容力がある雪の景色は物語に出てくるように美しい。
木々が本当に美しくてうっとりしため息が出る。
夫が住むその町に嫁いだ夏
プラネタリウムのような星空の美しさに感動し
お風呂上がりはよく庭で星空を眺めた。
翌年私はお腹の赤ちゃんに
「りゅうせい」と名付けようとした。
流星から夫が大好きだった中日ドラゴンズの龍とをかけ「龍星(竜星)」と。
実際息子につけたのは夫が仕事中に「ひらめいた! ひらめいたぞ!」と
職場から大変嬉しそうに今その瞬間にかけてきたのだろう電話から「りゅうせい」よりも強そうな名前でした。
私もすぐにその名前を気に入った。
それから一年半ほどして息子を保育園に通わせるようになるとその当時「りゅうせい」という名の子が何人もいることを知り。
小児科の待合室や小さな子達と会う場所で
何度か聞こえてくる「りゅうせい君」という名前。
その度に私は夫のひらめき からつけた名前を採用し良かったと何度も思った。
その名前は聞くことがあまりないうえに音としても記憶に残る覚えてもらいやすい名前だった。
話がそれてしまった。
子供の名前を「りゅうせい」☆彡と付けたくなるほど美しい星空、岐阜県上石津町。
今夜はあの頃の星空を思い出し、
家族3人で観たあの場所へ出掛けてみよう。
今日はさっきまでここに親戚が集まり
今年は誰一人抜けることがない全員参加の
賑やかな新年会をしていました。
「ここ居心地いいでまだ帰りたくな〜い」
姪っ子達のそんな言葉に嬉しくなった。
しし座流星群を観た時には
まだ生まれてもいなかった姪っ子達。
「「君の名は」観た?」と聞くと
6歳の姪っ子は映画を観て「何回も泣いた」と言い12歳の子は「また観たい」と言う。
「まるで夢の景色のように美しい眺めだった」
今夜はこんな文になると思わず。
意図せずして思いつくままに書いた。
夫の命日が近いから
何度も思い出させてくれたのかな。
まさか今夜のしぶんぎ座流星群から
家族3人が幸せだった時を思い出し
今頃になり愛しくて涙するなんて。
こんなに長く書くなんて。
意外な展開だったけど
思いつくまま書いてみて良かった。
そうそう
何台車を乗り換えようと
今も私の車はサンルーフ付き。
さ、あったかくしてあの場所へ
星空眺めに出掛けよう。
☆ ☆ ☆
☆彡