新春早々の未曽有の天災と事故
辰年の幕開けがこんなことで始まるなんて
僕らの父さん、母さんはテレビの前から離れられない
僕ら、おりこうさんに待っているよ。
僕らは保健所に置いて行かれたワンです。
二本足が要らないって 言ったそうです。
僕らには心臓があります。
心もあります。
僕らは保護犬と言います。
僕らの兄さんも保護犬でした。
今は虹の橋GO!支所にいます。
兄さんの瞳に最後に映ったのは 母さん
父さんのあったか大きな手のぬくもりを感じながら列車に乗ったんだ。
僕らも兄さんとおんなじことをしてもらうんだ
僕らは二本足をもう一回信じることにしたワンです。