ともサン、リードを引っ張ることはありません。
私が持つリードはいつも余裕のある長さです。
命令口調の声掛けは不要です。
一言『とも』と囁き、
短く持てば(金具付近)、私のそばに付きます。
クルマや自転車などの対向車をやり過ごすときや
見慣れぬ犬を見た時にそうしてやり過ごします。
ギャワンギャワンと吠えサカル犬にも『ねぇ、なんであの子わめいているの?』と
不思議そうな顔をして通り過ぎます。
ここで私は優越感に浸ります。
もしかしたら、保護犬たちは、命を助けてもらった人には迷惑をかけないと、
このリードを持ってくれている人との信頼関係を大事にする。
リードでつながっていることは、従属ではなく信頼だと
そう思っているように感じます。
楽もアルも同じです。
えッ?母ちゃんが怖いから
それでもいいです。
私の気持ちを分かってくれているのだから。
おばさん、あったり前田のクラッカーよ
んだ、んだ、オレらは人間を支えてやっているんだ。
母ちゃん、ビール太りですよ。