以前ご紹介した借金まみれの部下、Kさん。社長と私からだけでは足りず、同僚からも借金を繰り返し 、いよいよ人事の方からフラグが立ってしまいました。会社側が解雇準備に入ってしまうと、もう上司である私の意思なんて誰も気にしてくれません。仕方ないので本人に事情を説明して、取り敢えず自主退職の方向で納得して貰いました。幸い次の仕事が直ぐに見つかったので、結果としては転職が本人のステップアップにも繋がったし、会社としても大事にならずホッと一安心しています。
最近は Black Lives Matter とか色々なムーブメントがあって、どの業種でも黒人を雇用・解雇する時は慎重にならざるを得ません。でもその風潮が、実は自分達の首を絞めてるんじゃないかと私は思います。人種や性別を理由に人事を決定してはいけない法律はありますが、応募者の中でも同じスキルと条件なら、トラブルが少なそうで男性よりも年収が低い白人女性が一番雇われ易いのも、悔しいけど事実。
実は私の歴代の部下達は、ほぼ全員が黒人かヒスパニックで、皆とても優秀なデザイナー達です。トラブルがない訳じゃありませんが、人件費の面で雇う側にかなり有利なのです。経験5年から10年のデザイナーを雇う場合は、年収の目安は下図くらいになります。フリーランス契約のデザイナーも多いので、年収は正社員として換算したものです。
Kさんの後任として私が狙っているのは、年収$100K以上のシニアレベルなのに解雇などにより定職に就いてない状態なので、年収$65K以下でもオファーを受けてくれる人。不動産でいうなら、いわゆる訳あり物件って事ですね。1週間で150以上の応募者があり、今週末はその中から人事担当が選んでくれた、50人程のレズメを絶賛閲覧中です。この続きは、また明日… 
