一体何がどうしてこうなったのか… PRが公表するニュースには、これと言って何一つ目新しい物はないのに、何故か株価が乱高下している メリマックMerrimack です。機関投資家が買い集めている訳ではないので、先日の特別配当金に釣られて参入した一般投資家が、PRに踊らされてるのかも。買収とお化けは出た事がない、バイオテック銘柄にあるあるネタですね。
すい臓がんの新薬 MM–141の臨床試験が第二段階に入ったそうで、2018年前半には結果が出せる見込みなんだそうです。臨床試験はフェーズ2の次がフェーズ3で終了、ってサクッと進むと思ったら大間違いです。認可を急ぐ必要があると判断された新薬は優先的に次の段階へ進む為、それ以外の申請に遅延が出る場合や、フェーズ2の人体投薬が終了しても投薬量や頻度などを微調整する必要があれば、フェーズ3へは進まずにフェーズ2Bを開始する場合もあります。まぁ憶測に過ぎませんが、最近は動物愛護や人権保護、コンプライアンス上の問題などで、臨床試験も前ほど頻繁には出来なくなったのではないかなぁと思ったりもします。
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