高校の陸上部に所属する息子、今月で屋内シーズンが終了するので、週末は色々な大会に出場しています。15歳になったばかりで、まぁ微妙なお年頃なのか… 学校指定のユニフォームを着たがりません。タンクトップと短パンは大会では着用義務ですが、アウターのセットなんて、一応持っては行くけど現地では全く着ない様です。アンダー・アーマー社のカスタムメイド、結構なお値段だったので着て欲しいのですけどね。セレブなお子様が通う高校と一緒の時は、流行ブランドのスエットやスニーカーの自慢大会となるのか、大会前日には何を着て行くかなんてチャットが飛び交っています。
 
それにしても… 陸上競技のユニフォームって、着る人によっては、結構な露出度となってしまうんですよね。うちの息子が着ると、タンクトップは首や腕をどんだけ出せば気が済むのかってレベルだし、短パンなんて両脇が切り上がって、ほぼハイレグ状態です。下の写真で右側の黄色と左側の赤を比べると一目瞭然、息子は赤ユニフォームっぽい感じになります。(写真はNCAAの物をお借りしてます。)もっと真面目に筋トレしようね。笑い泣きあせる
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両脇の人が履く競技用短パンには、水着みたいなメッシュライナーが付いてますが、うちの息子はこれがフィットしないのが嫌だったらしいです。一年以上経った最近になって、やっと判明しました。もっと早く言ってくれたら良かったのに、きっと母ちゃんに言うのは恥ずかしかったんでしょう。現在は、ライナーを切り取って、短パンの下に下着代わりとして、真ん中の人が履いてる様なコンプレッション・ショーツを着用してます。グラサン
 
 
 
 
下着ではなく、コンプレッション・ショーツです。(ここ大事 in 15歳の思考回路)
 
 
 
 

こんな感じの物です。「これは下着ではない」ので、短パンの下から見えてしまってもオッケーだそうです。念の為繰り返しますが、下着ではありません。笑い泣きあせる

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「これは下着ではない」という15歳の思考はさておき、本業のアパレル業界でも実は商品カテゴリーが重要な話題となっています。OEMや委託による輸入品に掛かる関税は、当然コストにも影響します。商品のカテゴリーにより税率 Import Duty Rate が変わりますが、化学繊維の下着なら 15%の課税なのに、洋服(ボトムス) だと 29%も課税されてしまいます。上の様な商品の場合、下着として輸入し洋服として販売するのが得策に思えますが、脱税行為とみなされる危険性もあるので、慎重に対応せざるを得ません。関税局に商品や流通経由の説明をして、輸入カテゴリーを申請するのも私の仕事なのですが、お役人相手の交渉は、結構神経を使います。トランプ政権による中国の45%関税の可能性、傾向と対策は既に去年から進めているので特に心配はしてませんが、又お役人相手の仕事が増えちゃいそうで気が重いです。ガーン汗