昨日の続きです。元々一つだったKさんの借金が、何故3つに分裂したのか? 毎月決められた額を期日通りに返済していれば、まずこんな事にはなりません。でも、事情はどうあれ未払いが発生してしまった場合、ローン会社はリスクヘッジの為に、直ちに然るべき手段を取ります。ショック!汗

借金 #1 -  $360 (給料から天引き)
借金 #2 - $150 
借金 #3 - $5 (ローン・リハビリテーション)
借金合計 - $515/月

給料から天引き出来るスチューデント・ローン返済額の上限は収入の15%まで、と全米の法律で定められています。そして手数料や金利も州により上限があるので、ローン会社はその金額から逆算して新しいローンを組み直します。全額返済とはならずとも、給料天引きなので確実に返済されるし、手数料と金利も上限まで釣り上げるので、ローン会社にとっては決して悪い話ではありません。これが、Kさんの借金 #1 です。チーンDASH!

その際に残ってしまったローンの未払い残高は、未払い金回収の専門会社 Collection Agency に転売する事になります。いわゆる借金取りの専門会社ですが、勿論合法ビジネスです。手数料は25%とも50%とも言われていますが、ブラックと言うかグレーと言うか… 
良心的な会社も勿論たくさんありますが、中には「ローン・スペシャリスト」の巧妙な話術に乗せられて、知らないうちにドンドン借金が膨らんでしまう事もあります。これが、Kさんの借金#2と#3です。滝汗あせる

Kさんの借金#2 は、比較的良心的な地元の小さい会社です。借金#3 は、私が一目見て真っ先にフラグを立てた、要注意の会社です。この会社は全米展開で、ウェブサイトもかなり大々的に作ってありますが、住所は私書箱のみだし経営者に関する情報も一切出て来ません。それどころか、商業改善協会 Better Business Bureau (一般企業に対する消費者の苦情などを載せるデータベースを管理する非営利団体) には、トラブルや苦情等が沢山寄せられています。この借金#3については、来週末に…シラー

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