先週末の続きです。Kさんの借金返済額は、毎月$515となっていました。本人は$460のつもりだった様ですが、支払いが隔週とか変動の物もあるので、一年の総返済額を12で割るとこうなります。ポーンドンッ

借金 #1 -  $360 (給料から天引き)
借金 #2 - $150 
借金 #3 - $5 (ローン・リハビリテーション)
借金合計 - $515/月

元々は一つのスチューデント・ローンで、10年返済のごく一般的なローンだったのですが、卒業後14年の今現在もまだまだ支払いを続けています。何故だか解りますか? ローン返済が遅れてしまった時に、

「折良く掛かってきた」ローン・スペシャリストの電話に、出てしまったからです。

Kさんは大学を卒業して就職したものの、偶々リストラされてしまったそうです。幸い直ぐに次の仕事は見つかったのですが… 若気の至りというか、リストラ中に月々のローン返済額を下げる手続きをしたまま放置して、再就職後に元のローン返済額に戻す手続きをしなかったのです。そりゃ、月々の返済額は少ない方が嬉しいですけどね。 滝汗あせる

返済額を減らしてしまえば、返済期間がその分延びるという事は、誰にでも解るでしょう。でも、減らした金額分を返済期間終了後に払い続ければ良いという単純計算にはなりません。ローン返済額を変更する際には、ローン・コンソリデーター (ローンを併合する金融機関) などの第三者に転売するので、手数料等も新しいローンに組み込まれます。更に、ローン会社は書面ではなく電話で合意を取り付けようとするので、利子の変更や手数料などの詳しい数字は、電話で承諾してしまった後に郵送される、分厚い約款を見るしかありません。目

最初に載せたKさんの借金#1の内訳です。月々の返済額 $360のうち、$43が利息で$62が手数料となっています。(元本と利息の割合は、返済する毎に変わって行きます) 実際に返済されている元本は、今のところ $360-$105=$255 です。利子の支払いに関しては、税金控除となり確定申告で少しは戻ってきますが、それでも手数料が増えれば、借金返済期間も延々と長くなります。ショック!DASH!

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