昨日に引き続いて、不動産投資のお話です。
【ザックリと、金勘定をしてみる】
気に入った物件が見つかったら、何はともあれザックリと「取らぬ狸の皮算用」をしてみます。一般的には、ROI (Return of Investment 投資回転率) 20〜30%、キャッシュフロー 6%〜8%が合格圏と言われており、まぁ詳しい計算の仕方は長くなるので省きますが、短期決済で転売するいわゆるフリップ投資の場合は、家よりも先ず数字を見て購入を検討って感じなんでしょうかね。
さて、今回私が購入する投資物件ですが、毎月の収入・支出はこんな感じになっています。
賃貸収入 $1,200
ローン返済 $680
管理費 $120 (賃貸収入の10%)
火災保険 $67
HOA 維持費 $150
固定資産税 $115
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キャッシュ・フロー $68
と、まぁ一応マイナスにはなってませんが、ハリケーンが来て雨漏り修理の1つでもしたら、向こう数年は赤字続きになります。それなら不動産投資する意味全然ない、って思うのが普通ですよね。![ガーン](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/141.gif)
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それでもアメリカ不動産投資は、キャッシュフロー以外にもメリットが幾つかあるんです。まずは、税金対策。月々のローン返済額には元本と利子が含まれており、返済開始後の数年は元本に比べ利子の比率が断然高いのです。利子は税金控除の対象となります。家の修理費や、HOA (ホームオーナーズ アソシエーション) の維持費の一部も、税金控除の対象です。そして何よりも、アメリカの不動産は例え中古物件でも、それなりに価値が上昇し続ける事が多いのです。![アップ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/173.gif)
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今回は15年のローンを組んでいますが、頑張って早期完済するもよし (バイオテック株でドーンと儲けるとか
)、4〜5年待って価格が上昇したところで売却するもよし。夢というか希望としては、価値が上がった所でこの物件を担保にして、もう一軒を購入って感じです。いつか叶うといいな。
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