その中で「ある共通した考え」がある事に気が付いた。最近読んだ現地コンサルタントや経験豊富なバイヤーのコラムだったと思うがそれにも同じような見解が述べられていた。ガッツリ纏めれば「中国人が‘没办法’と言うのをいち早く察知し回避するのがリスクヘッジの要」と言う事だ。つまり中国人とビジネスをすれば、問題回避不能の‘没办法’に至るまでに 「没问题 ➜ 有点麻烦 ➜ 有点困难」と言う段階があり、それをいち早く感じ取り早い段階で対策を講じる事が最も重要で、もし‘没办法’と言わせてしまったら諦めるしかないという事だ。
確かに早い段階で相手の問題点を感じ取り対策を講じる事はベストだと思うし、あまり中国文化に関心が無い人に対してはいいと思う、それに本当に‘没办法’な可能性もある。ただ、往々にして「没办法=出来ない」と解釈され翻訳される事にはあまり賛成できない。私も度々この‘没办法’ に出会うが、私の経験ではどちらかというと「この問題を解決するのは超面倒くさいので・・・・」という事で、この「超面倒くさい」部分で相手が口に出すことを躊躇している「何が必要なのか」を読む事がポイントだと思う。中国人には「知らない・出来ない」と言う事を恥じる傾向があり、独自に判断することがあるのは周知の通りだが、その空気感を読み柔らかく相手のプライドを刺激しないように妥協する提案ができれば大きな突破口を見出すことが出来る。
個人的には「没问题 ➜ 有点麻烦 ➜ 有点困难 ➜ 没办法 ➜ 不做」がもっとしっくりくると思う。