高校を卒業し、東京へ出てきた。
短大でなければ東京へ出るなど許してもらえなかったため、私は死に物狂いで勉強した。
短大の女子寮に入り、数ヶ月経ったころ、父が失業した。
もともとお金は無く、私の家庭は貧しかった。
それでも、東京にどうしても出たい理由が、私にはあった。
そして、もともと裕福ではなかった現状は、父の失業によって、更に悪化することになった。
無理を言っても上京したかった理由。
そして、父の失業から始まった色んな決意と始まり。
汚れていく体と、澄んでいく思考。
体でお金をつくろう。。。
その時、私は19歳だった。