虫よけスプレーを忘れて後悔した朝。
ここは房総半島南に位置する内浦山県民の森駐車場。
夜のうちに勝浦と鴨川のほぼ中間地点まで下がってきました。
ここには広い芝生もあり、気持ちのいい朝を迎えたかったのです。
目覚ましが無くても不思議と早起きできるもんですね。(笑)
朝日が差すまでしばしのんびりしてから、朝のお散歩に出かけます。
以前はこの通りから山の中へ入っていくハイキングコースもあったのですが、土砂崩れがあってから整備も行き届かず、現在では閉鎖された状態が続いてます。
それでもこの通りを歩くだけでも、気持ちのいい朝日とすがすがしい風を感じますね。
何もせず家にいると、こういう空気を忘れてしまいそうです。
ちょっとした思い付きでもこの非日常が味わえるのですよ。
この県民の森にはダムがあって、水辺にはちょっとした休憩スポットがあります。
失敗しました。
朝ごはん持って来れば良かったですよね。
魚が泳いでたり、背中が鮮やかなグリーンのカワセミなどの野鳥も観ることが出来ました。
誰もいないのでこの自然を独り占め。
人の集まる所もそれなりに楽しいですが、人がいないとそれだけでなんとなくおおらかな気持ちになれますね。
郊外でもセミは鳴きますが、ヒメハルゼミのような小さなセミは山に入ってこないと見られません。
これはニイニイゼミの抜け殻。
早朝と夕方に独特の声で鳴きます。
こんなものが落ちてました。
涼しい山奥に生息するミヤマクワガタの頭です。
以前にノコギリクワガタは見かけましたが、こんな立派なミヤマも出るんですね。
撮影はできませんでしたが、その他にモグラとニホンザルとトカゲとタマムシに遭遇しました。
とても自然豊かなところです。
ちょうどお腹もすいてきたので、広場に戻って朝ごはんです。
買ってきたパンも外で食べるとなんだか違った物に感じますね。
ちょっぴり運動も兼ねて、ディアボロも持ってきました。
このキャンプ場でキャンプをしていた30人ほどの小学生たちが集まってきて、フリスビーでドッジボールを始めるようです。
なんとなく片隅でディアボロ飛ばしてたら、試合で負けたチームの子供たちが集まってきました。
向こうでは試合やってますが、すっかりディアボロ体験会みたいになってます。
気が付けばお昼過ぎ。
仲良くなった子供たちに別れを告げて、ここからさらに房総半島最南端を目指します。
とても楽しい時間でした。
山の後、目指した海は・・・
つづく