女子と前後しましたが、2019四大陸男子SPの感想です。
ナムくんから滑走順〜
第4グループ
ナム・グエン(カナダ) 79.55
SP「That’s Life(フランク・シナトラ)」(振付T・ロバートソン)
4S堪2T 3A堪 /3Lo
3Fを3Loに変更…つま先をつきたくないのかな…?
スケーティングがグッと滑ってくようになって、演技も体型も大人みが出てきた気がします。
上半身の動きもシャープで無駄が無くてかっこよくなった!
4Sをコンボにするのはリスクが高いと思うけれど…演技中の笑顔よきー
チャ・ジュンファン(韓国) 97.33
SP「シンデレラ」(振付デヴィッド・ウィルソン)
4S美美 3Lz3Lo /3A美
まず、冒頭のサルコウを完璧にスパッと決めた!!加点速報値3.4!
ルッツループも3Aも美しく決めた!!!素晴らしいパーフェクトな演技。
まさにクリケ・クオリティとでも言おうか。
スピンも、ステップシークエンスも、全てがひとつながりで途切れ目がないっっっっ
いつもは内にこもってなかなか表出しない感情も、今回の演技では表に出る事を目指しているように見えたな…。ほんのちょっとの動きの中にだけれど、…。
友野一希(日本) 74.16
SP「ニューシネマパラダイス」(振付ミーシャ・ジー)
4S<両足 3Ffall /3A
あああああああ…コンボ抜けは辛い…。サルコウのミスを引きずってしまったかな…。
そして気負っているように見えたな…。スピンも最後まで頑張っていたけれど、ショートでジャンプ2つミスしてしまうとプログラムの世界に没入…とはなかなか行かない…。
ステップにうっとりと見入りたい!
リバダンで挽回ーーーー!!!友野くんの納得行く演技出来るように祈る!
ブレンダン・ケリー(オーストラリア) 76.81
SP「Prelude」(振付ニコライ・モロゾフ)
4T3T 2S /3Aot
4T3Tコンボ決めた!が、4Sが2Sに抜けてしまった…。2種クワド構成、本気ですね!
レベル4のStSq、動きが大きくダイナミック!ここから怒涛のラストスパートで、フィニッシュポーズまで魅せました。凄く印象的なフィニッシュ。何気にモロゾフカラーな振付w
これはサルコウ降りたノーミス版見たいな!
田中刑事(日本) 83.93
SP「メモリーズ」(振付マッシモ・スカリ)
4Sot 3Lz3T /3A堪
ぐああああああ、アクセル跳ぶ直前にライスト止まりました…(涙)
決めたようで良かった!!4Sオーバーターンながらも降り、3Lz3Tもルッツが軸がズレたかと思ったけどまとめた!徐々にだけど戻って来てるのかな?スピンステップオールレベル4。
刑事くんのジャンプ高さがあって好きだけれど、このプロのステップはほんと素敵。
やっぱり転倒がないのは大事で、プログラムの世界観が途切れず伝わってきますよね。
刑事くんの気持ちがプログラムに重なって、感情表現がダイレクトにくるな…
ウィリアムテル、似合ってるので頑張ってほしい!!
第5グループ
全員好きなメンバー最終グループ
6練。
おおお、ボーヤンキレキレ。ボーヤンの敵は壁だな…。壁さえいなければ…。
ジェイソン、1度目の変身を超えて、さらに変身した感。感情と体が合ってきたのかなぁ…。
ヴィンスーーーー、ジャンプの回転不足、解消しただろうか?
何回アンダーローテ取られても、高難度構成貫く君が好きなんだよなー。
昌麿は、先入観か、冴えない顔色にみえる…無理して欲しくはないが、出るからには応援するしかない。
そして一人混じる事務員的高校教師がカッコいいったらない…。
ジェイソン・ブラウン(アメリカ) 86.57
SP「Love is A B*tch」(振付ロヒーン・ウォード)
3F美 3A<hand/3Lz3T美
3Aで軸が曲がって両手をついてしまったあああ…でもこれは、転倒にはならなかった。
3F、3L3Tは余裕すぎてもうよくわからないレベル…。
ジャンプ、本当に素敵になった…。
ふわっと浮いて、回り始める。そしてランディングの美しさ。
フリーレッグに無駄な動きが一切ない…ジャンプに無駄な力みが無くなり、スケーティングは軽やかなまま、重厚感と躍動感が増して、両サイドからこう、2本のラインが1本の太いラインになって、流れがより滑らかになったような。
素晴らしいプログラムなので、世界選手権ではノーミスが見たいな…!
宇野昌磨(日本) 91.76
SP「天国への階段」(振付樋口美穂子)
4T堪 3S3T堪 /3A美
ショートは4Tのみ、フリーには4F、4T…。大丈夫なのかな。とにかく祈る…。
4T、何とか堪え、コンボのセカンドが着氷乱れ、3Aは決めた!
おお、オールレベル4揃えてる。ステップのレベル取れてよかたあ。
怪我の影響か、表情を殺しているように見えて辛そうだったけど、頑張った…!
ゆっくり休んで、出来るだけ明後日に備えてほしいです。
ヴィンセント・ジョウ(アメリカ) 100.18
SP「エクソジェネシス交響曲第3部(ミューズ)」(振付ジェフリー・バトル)
4Lz3T 4S/3A
ヴィンスくん、いつもルッツにチャレンジしてくれる…けど、今季は回転不足に悩まされて来た。どうかな…って思って見てたら、4Lz3T完璧!!!加点3.78!
4サルひゅーーー!!3Aよっしゃーーーー!!!
凄い!!よくぞここまでジャンプ改革…!
こうなるとジェフの振り付けが生き生きと立ち上がってくる。
世界選手権前にこの素晴らしい演技…。楽しみ増えたー。
ふぉーーーー!100点超えたあああ!
キーガン・メッシング(カナダ)88.18
SP「君はともだち」(振付ランス・ヴァイポン)
4T3T 3A堪 /3Lz
この普通感溢れる衣装がたまらん…。事務員のような、高校教師のような…。
って、高校教師4T3T決めた!3Aはかなり前傾だったけど堪えました。
濃厚エッジワークでまるで子供が遊んでいるかのようにリンクの端から端。
フリーレッグの使い方、音の拾い方、このチャーミングさは心にくるなぁ…
スピンのレベルが揃えられると、上位に食い込めるのかな。
バズ持ってるwww
しかも退場の時の音楽がトイストーリー3で使われてたディスコナンバーのような?(笑)
ボーヤン・ジン(中国) 92.17
SP「While My Guitar Gently Weeps」(振付ローリー・ニコル)
4Lz堪 4T2T /3A
4Lz、着氷ギリギリ…4T3Tのセカンドがダブルに。
3Aは完璧!降りた後も余裕があるー。カッコいい!
スピンでブレなくなったなぁ…。そしてスケーティングもエッジ使いがなめらかさを増してるように見えます。魅せたいポージングでしっかりためて、緩急が欲しいところで来る凄く見応えのあるプログラム。
オールレベル4を獲得した選手…ほぼ全員?!(笑)
昌麿の怪我が気になるけど、世界選手権があるので無理はしないで頑張ってほしい。
刑事くんと友野くんは気負わず行けると良いなぁ…。
ヴィンスは回転不足を克服しつつあるのかな…。
ここまで超高難度構成を組み続けている選手は少なく、こだわりがあるのかなと思って見ていたので、4クワドのフリーの演技が楽しみです!
キーガンの冒頭4Lzも見たいんだよね…。
そしてジェイソンの4S…これが決まってくると、どうなるかわからない。ドキドキです。
全員がんばーーー!!!