2018GPFSr女子SPの感想です。
日本対ロシア!
この2国以外で見守って下さっているフィギュアスケートファンの皆様ありがとうございます!
浜田コーチのとこから2名、ミーシンさんとこから2名、エテリさんちからザギちゃん、中野コーチのとこからかおちゃん。
1位梨花ち、2位ザギちゃん、3位リーザ姐、
4位かおちゃん、5位サモドゥロワ、6位さっとん
滑走順感想〜!
ソフィア・サモドゥロワ(ロシア) 68.24
SP「映画ミッションインポッシブル2より」(振付T・ブロコフィエワ)
3Fタノ3Tタノ 3Lo /2A
強心臓!というか、何も怖いものはない。自分の目指す演技をするのみ、って感じが清々しい!そしてミーシンさんとこの教え?をきちんと継承ww
挑戦的な目力がたまらない。動きは野生の美しい女豹のようにしなやか。
ジャンプにはしっかり加点、スピンは全てレベル4です。
安定感ありすぎてヤマ場がわからない様な気もする…。
ツイズル中や、ジャンプへのシークエンス中も指先まで神経が行き届いて気持ちいい〜
エリザベータ・トゥクタミシェワ(ロシア) 70.65
SP「Assassin’s Tango」(振付T・ブロコフィエワ)
3A<ot 3T3T/3Lz
今季、貫禄も感じるけれど、どんどん美しく輝いてるリーザ。
ふわっといい感じに上がった3A、オーバーターン〜!!でも3T3Tのセカンド高い!
FSSpからLSpの間、ふわふわと音を拾いながら繋いでいくリーザに見惚れるのも幸せ♡
エッジはあまり深くはないけれど、ステップがシニアの余裕に溢れてる。
足を蹴り上げ、スイッと腕を伸ばしてジャッジを挑発してからの3Lzは明確な(yotaでも肉眼でわかる!)アウトエッジ!ランディングの振り付けもカッコいい!
フリーでは新たに3Fを組み込んで、もちろん3Aも冒頭に入っています。楽しみ…!
紀平梨花(日本) 82.51
SP「月の光」(振付デヴィッド・ウィルソン)
3A 3F3T/3Lzタノ
おおおおおお!ついにショートで3A決めた!!!!
跳ぶ前に一瞬後ろを向いて、左足に全体重を綺麗ーに乗せ、力の全く入っていないフリーレッグをここしかないって位置について体重移動させました。すごい冷静。加点+2.51!
冒頭、夜空を見上げる表情、梨花ちゃんの視線の先から屋根は消え、星空が見えました…。
フリーとは真逆のようなこのプログラム、ただ綺麗、だけでなく、体全体を使って緩急をつけ、音を表現しながら感情を乗せて行きます。しなやかな動きが美しい。
3Aの後、ピーターパンのウェンディのような柔らかで現実感のない演技をきっちりしながら、イナバウアーでジャッジの前に円弧を描く時のさり気ないコントロール力…
ラストのレイバックスピンの前に、笑顔で腕を横に差し出す振り付け、まるで今までの演技を一枚の絵に見立て、自分の演じた「作品」を両腕で縁取るかの様で素敵。
FSSpのみレベル2…取りこぼしは伸び代の別名ですよね。
でも82点取っていてこれ以上って…止まらない梨花ち旋風が吹き荒れそう…。
宮原知子(日本) 67.52
SP「小雀に捧げる曲」(振付ローリー・ニコル)
3Lz堪 2A/3Lo2T
3Lzの軸…!コンボは回避。転倒しなくて良かったああ。
3Loに2Tをつけてリカバリ!ただやはり最初のコンボが決まるかどうかは大きい…。
さっとんは安定感、努力、真面目、とだけ言われていた頃より、今の方が断然魅力的な演技をしている。
にしても、このGPFは、さっとんの表情にずっと逃れられない緊張感が漂ってる…。
想像するしかないけれど、壁はどんなに頑張っている選手の前にでも、まるで人を試すかの様に
何度でも立ちはだかってくるのだろうな…。
技術面だけの話ではなく、精神面のコントロールも求められるだろう。
そして、多分、成長って、その迷いを避けていてはあり得ないのだろうと思うと、人間にとって「苦悩する」という事が悪とばかりは言えないわけだよね。
大きなパワーの波に乗り、万能感を感じる時期もあれば、波は引いても行くものだからね…。
それは自然の摂理なのだけれど、何も感じないでいられるわけもない。
たった一つの大会の結果で色々言われる選手は本当に大変…
フリー、とても好きなプログラム!今、さっとんが持っている力で、感じている心で、リンク上にひとりの女性の生き方を描き切れるといいな…!!
坂本花織(日本) 70.23
SP「From My First Moment」(振付デヴィッド・ウィルソン)
3F3T 2A/3Lo
ノーミス!!腕の使い方がこの短期間で美しくなってる!
とは言っても、シニアになってからのジャンプの矯正が簡単でないのと同様に、洗練された所作や芸術性も、一朝一夕で手にできるものではないのだろう…。もっともっと体得して、かおちゃんのダイナミックなスケーティングと融合してくれたら嬉しい…!
そして、StSqで見せたターンのクラスタの切り返しの鮮やかさ…!左右連続で入れたので、本当にリンク上に次々花が開いていくようだったな。スピンが大輪の花なら、ターンは可憐な野の花がかおちゃんの描く軌道を追って咲いていくイメージ。
代名詞、くるくるループは最高の質!!あのスピードのツイズルから正確にジャンプに入れる事の不思議をいつも思うよ〜(笑)
アリーナ・ザギトワ(ロシア) 77.93
SP「オペラ座の怪人」(振付D・グレイヘンガウス)
3Lz3Lo 2A /3Fタノ
強い!!まずレベルは取りこぼさないし、殆どのエレメンツに加点がしっかり付くという…
そしてジャンプも、どことなく崩れそうでいて、崩れる事なくフィニッシュ。
グレイ先生の超絶難しいはずの音ハメコレオをここまで演じ切れる事自体が素晴らしいです。
しかも最後のタケノコ3Fの美しさ…!!!
相変わらず映画の予告編、もしくは「2分半でわかる」ダイジェストのようだなと思う。でも逆にそう思ってからはガシャーーんにも突然のシーン展開にも、いちいち謎を感じなくなった。
もう、ファントムと言うか、「ザギちゃんの決意」とでもして欲しい…。
とても切羽詰まった気迫。キスクラでの笑顔にホッとしたー。
さっとん、ザギちゃんに、緊張を感じました。
その理由のひとつは…、間違いなく梨花ちゃん。超大型台風の目だよね。
新しい価値観は、遠慮も忖度もなく、あっという間に人を置き去りにして行く。
そして一部の人は、その完璧さに正義を見てしまう。
夢中になって圧倒的な価値観を追い求めるし、それまで自分の思考と思っていたことさえ、いとも簡単に「過去」にすり変えるもんだなぁと、N杯から騒がしくなった梨花ちの周辺を見て思います。
オールレベル4は、リーザとザギちゃん。ロシアの基礎の力…!
さて、とうとう女王が決まりますね…。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。