遠い記憶ですが。羽生結弦展とFurin’s eye再び | yotaのブログ

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羽生結弦選手を始め、フィギュアスケート競技のファンです。
選手は全員リスペクト。
イメージ先行のど素人フィギュアスケート観戦術。
フィギュアと関係無いことも。つれづれ日記です。

こんにちは!
お久しぶりです。
今日は、ずっと下書きに入ったままになっていた記事です。よろしければお付き合いください〜。



トップの画像はスマホ待ち受け。
羽生結弦展でゲットしたチケットホルダーの緑の中の羽生くん。
幸せそうで良いです。
その彼が、こちらに笑いかけながら歩いてくる姿を写メしちゃった感も良い!


緑の中の…と言えば、もんの凄く遠い記憶だけど、仙台パレード。
yotaは行っていないのですが、実は読者のふうりんさんがオリンピックに引き続きお写真シェアしてくれてたのです…。
なのに、何となくバタバタしてるうちに出しそびれてしまい、本当に申し訳ない。
ふうりんさん、今頃でゴメンね(汗)


遠くても後ろ姿の美しさ際立つ……このお写真好きです。


両お手振り。


なるべく遠くまで視線を送っているのがわかりますね。

ブログに載せて良いかって聞いたら、ふうりんさんは「でも遠いよ?」って言ってたけど、…自分が撮ったかのような臨場感を感じられてやっぱり嬉しいです。思い出を共有させてもらっているような。

ふうりんさん、いつもありがとうo(^▽^)o


そしてこちらも今頃で恐縮ですが、日本橋高島屋の「羽生結弦展」に家族と行った時の事。
遠い記憶ですが(笑)、名古屋と横浜でも開催されますし、今日から仙台で開催してますよね!記録を掘り起こして残しておこうと思います。



↑日本橋高島屋正面ショーウィンドウ全6面、羽生くんの巨大なパネルが並んでました。
これはテンション上がった!
他の会場はどうなのだろう?



こちらでショーウィンドウの写真全点ご覧になれます!
ちなみに2017年9月まで遡ると、「浅田真央展」の時のショーウインドウも見ることができます。
https://www.takashimaya.co.jp/tokyo/showwindow/index02.html



日本橋高島屋。
昭和初期から現存する百貨店建築の中で最大級を誇り、その美しさ、重厚感、空間の使い方など、そぞろ歩いているだけでも楽しい。
平成21年に重要文化財指定(百貨店建築初)。
昭和8年からの歴史はこちらで。
重厚感の伝わるお写真たくさんです。

http://www.takashimaya.co.jp/tokyo/cultural_propertie/index.html

装飾はもちろん、大理石の壁にはたまに化石らしきものが散見されて、yotaの好きな建物。
(買い物はあまりしないけど…)



この入り口も好きなんですよ〜!

くぐると巨大な羽生くんが。



まるで博物館のようなホール。

会場内の写真撮影はNGだったけれど、会場へ入る手前の通路にも、さまざまな見所が工夫されてありました。



ポスター展示。yotaは見たことのないものも。



その中からも待ち受けに。
かっこええ…!

ちなみにLinkRayというソフトをダウンロードしてかざすと見られる動画がこちら。
ポスターの中の羽生くんがクワドを跳んでくれる!



そして入口のここまでは、写真OK。
壁いっぱいの大きくて美しい羽生くん。
翼のような彼の懐付近で記念写真を取るご婦人方も大勢〜(笑)



内容は、おそらく沢山の方がすでに書かれているとは思いますが…

Yotaが最も興味深かったのは、衣装展示と伊藤さんの衣装のラフ画と素材見本、篠山紀信さんが2011年に撮影された、高校制服姿でスキップしてる羽生くん。

衣装は
・チビチビウッディ
・ホワイトレジェンド
・青パリ散
・競技用としては初代のSEIMEI
・ホプレガ


絶対にこのトルソー、特注でしょ…羽生くんの体型にしか見えない…って思ってたら、やはり特注だったそうですね!

男性のでも女性のでも、子供のでもない、あまりにもパーフェクトな唯一無二のボディライン…

衣装展示の後ろに回って、腰のあたりに焦点合わせてじっと見てると、彼の肉体が衣装をまとってすぐそこ、30センチの隣に立ってる妄想、めっちゃ簡単に招来出来たyotaです(笑)

背中から腰…そのくらい再現されていた。
体温を感じろ〜(念)
(リアルにはこんなそばに立ちたくないがな…)

伊藤聡美さんのラフ画と写真でのリアル衣装の対比、これは素敵展示!!

手前のガラスケースには、使ったスパンコールやレースモチーフ、生地のサンプルなどがあり、こだわりぬいた様子、フィギュアスケート競技を支えてくださっているプロの仕事がよくわかる展示に。
(見ていたら、yotaもジャンル違うけど昔の仕事でラフを描いている時の、同時に来る産みの苦しみとワクワクとをほんのちょっと思い出しました…)

SEIMEIの衣装、生地の唐草部分は元から刺繍されている生地のよう。そこへ金糸のの刺繍が刺してある。そして、萌葱色の部分は刺繍ではなく、元来ある唐草部分を染めてあると言うか、バランスよく塗ってある…?
なので、広範囲にも関わらず軽やかに見え、金糸の部分を引き立てているように見えました。
非常に細やか。


素晴らしい展示写真の数々は、写真集にまとめられています。yotaは、雑誌や写真集、あまり見返す方ではないのですが…

この写真集は素晴らしいと思いました!



金の箔押しがされた上製本仕様、和紙を使用した見返し。
そういったデザインももちろんですが、使われている紙質が良い!厚みが違うのです。
なので、能登さん、田中さんをはじめとする写真家の方々のお写真の本来のステキさがめちゃくちゃ発揮され…

肌の質感や瞳の潤み…、涙袋の立体感…
感情が昂り赤くそまった目の縁…、唇のふくらみ…
黒い子のウェストにできた、
体にピッタリ張り付いたシワの一本一本など…

粒子が潰れず、かなりの質感で表現されています。

画像は補正でコントラストを入れようとすると白とびし、濃い色の部分は潰れるものです。そして、グラデーションの段階が大雑把になってしまう。
それが最小限なので、肌の白い羽生くんのお顔の立体感もしっかり、練習着も黒一色で塗りつぶしたようにならず、発色も最高です。
羽生くんが背景ににじまず、前にクッキリ出ているんです。

今までに目にしたことのある写真もあるけれど、質感をリアルに感じる写真集に仕上がっていると思いました。本当に紙は重要です…。
グッズも良いけど、この写真集に一番感動…。
息づかいの伝わる写真集を、こちらこそありがとうございますと言いたい!

そして、最後のページには、小学校の卒業文集の作文、「瞬間」が印刷されていて。
…この装丁、この質、この厚みと重み。
ケースに入っていて、表紙には金の箔押し…とっても今のタイミングにふさわしいなと思いました。

これからも、彼の写真は増え続けるだろうし、素晴らしい写真集もまだまだ出るだろうし、新しいシーズン、まだもう少し、夢を目指す彼の姿を見る事もできる。


でもこの写真集を見た時、平昌の後、ずっとずっと感じていた、ある区切りとしての大きな「卒業」を、yotaは感じました。


とても主観的な感想ではありますが…。




私が行ったのは最終日で、売り切れていたグッズも多かったけれど、充分な戦利品たちです。
ダントツで待ち受けにしたチケットホルダーがお気に入りです。

右足のさきがボロボロになったスケート靴や、ソチのジャケット、GPFの4つのメダルなど、惜しげも無く羽生くんの提供してくれた私物と合わせ、ボリューム満載の展示会でした。


今日から仙台で開催ですね!
行かれる方、堪能してくださいね。

仙台・藤崎百貨店(6月28日~7月3日)、
ジェイアール名古屋タカシマヤ(7月19日~30日)、
横浜高島屋(8月8日~20日)


http://yomiuri-photo.com/yh/



写真集表紙の箔押し♡


ここまで長々と読んでいただき、ありがとうございました。