2018年秋


父の病院へ行った時の事

この日は父の誕生日でした。
診察が終わり神ちゃまと父が退室してから
担当医師と少し話しました。

先生     お父さんは、今は大丈夫に見えるけど
この病気は進行性って言うだけあって進み出すと早いんだよ。

私          ……。どうしたら良いですか?

先生      いつも覚悟をしておく事だね。 そして、イロウ、呼吸器の有無、延命治療の事を明確に本人に確認すること、今なら本人の希望を聞いてあげられるからね。

私         ……泣く……。

先生       人には寿命があるんだよ。あなたのお父さんにも寿命があるよ。本人に聞いてごらん。延命して欲しいかどうかを。
後日連絡して下さいね。

私         はい。ありがとうございました。



つらかった……。
お父さんが死んじゃう……。いつか死ぬ。居なくなってしまう。
お父さん本人よりも先にお父さんが死んじゃうことを思い知らされた。
施設に帰ったら言わないといけない…
延命措置する?しない?
って?
こんなに簡単に?言えないよ……。
お父さんの心の中に手を突っ込んでグチャグチャに混ぜて丸めて捨てるみたいな事出来ない!
誰か、代わりに言って!
お願いだから!

病院から施設へ向かう車の中で泣きながら
言い方の練習して
何度も言い方を変えて練習して遠回りして
ハーゲンダッツ山ほど買って帰りました🍨

この日は誕生日だったし
練習不足だし、姉弟にも言ってないので
言うのは延期にして笑顔で誕生日を祝う事にしました。



その後、姉に伝えて
次回の札幌行きの時にお父さん本人に言う事にしました。

ホッ。

練習しないと。時間はあるな。

次回の札幌行きが憂鬱だけど。
仕方ない!


横浜自宅に帰り
日常を過ごしている中で
この頃の私を癒してくれていたのは
ご近所さんの男の子ほっこり
お散歩したり、公園行ったり、二人でランチしたり。
助けられました♡
ありがとうラブボスベイビー😊
今じゃベイビー赤ちゃんではなくボーイになりましたお父さん


かわいい❤️


今日のご縁に感謝。
今日もありがとうございます😊

yen
yoshie