J2リーグ第18節
 清水エスパルス 0−2 レノファ山口
  
 13勝1分4敗 首位


(引用元:清水エスパルス公式Facebook)

ついに乾がスタメンに復帰!
しかし前節もも裏を痛めたカルリーニョス・ジュニオはベンチ入りもしていない

前節に続いて白崎がスタメンに入り、さらに成岡、千葉のユース卒の2枚がベンチ入りでチャンスをものにできるか!?

山口は前節こそ引き分けだったが、4試合負けなしで6位につけており、決して油断してはいけない相手

(引用元:清水エスパルス公式X)


ムムムッこの展開は…

キックオフから一進一退の攻防で、鋭い相手の出足に手こずり、セカンドボールをことごとく握られる…


早々に矢島のフリーキックからゴール前で競り、素早い反応で何度もシュートを放つも、身体を張ってブロックされる


リズムが掴めない五分五分の展開も、左サイド深くから、ペナルティエリアに侵入されるとスルスルと相手に抜けられて失点…



人数は揃っていたように思うが、エリア内で飛び込めず、意表を突かれて対応が遅れたようである

まぁこんな展開もあるよな…と強がっていたら、今度はブロックの外からパスをつながれて豪快なミドルを決められる…



なんでもない相手の中盤パス回しで中村の「先読み」を外され、ボールを追いかける後手の展開で相手がフリーに…


やられた…

これは完全に油断していたように思え、さすがの権田も対応できなかった


その後も、乾にボールが回っても、相手のプレスにハマってパスが引っかかり、なかなかリズムは生まれない


そして、まさかの2点差で折り返し…



後半にテコ入れも

ハーフタイムで選手を代えて千葉と松崎を投入し、北川と千葉が2トップとなり、乾と松崎が2列目となって並びを変える


ここまでの流れを一旦リセットし、サイドを高く上げて丁寧なパスをつなぎ、徐々に自分たちのリズムを取り戻していく…


が、一瞬の展開でサイドを相手に抜かれると白崎がとっさに出した手に相手が転倒する…イエローカード


すぐさま白崎は宮本と交代してリスクを回避



ゴールは遠く…

流れの中から取れないなら、セットプレーでどうか…コーナーキックからのヘディングは枠に飛ばない…


相手をゴール前に張り付かせて、右サイドの原が放ったシュートは、キーパーも動けなかったがクロスバーを直撃…


さらに、山原のフリーキックもポストを直撃してゴールに嫌われる…


流れに乗れないときはこんなもの!というお手本かのように、守備の堅い相手の前にゴールは遠く、とても残念な結果で終わった…


横浜FC戦での教訓はどこへ…


結局、横浜FC戦と全く同じように中盤の出足で鋭くセカンドボールを拾われて勢いを削がれ、堅い守備で逃げ切られてしまった

いずれの日もアウェイの暑い試合で、守備が堅い相手という共通点はあったが、それを打破する準備はできていたのか…


もっとも運動量のあるカルリーニョスはケガだろうから仕方がないとしても、乾もスタメンに戻ったが本調子ではないように感じた

そして、これまで中盤でプレスをかけ続けていた宮本航汰が外れたあとで、ハードワークが減ってしまったのは、やはり暑さのせいか

※この試合山口がオレンジで清水は白ユニ


堅守を撃ち破るのがカギ

次節の藤枝戦で対戦が一巡するが、ここまで4チームに負けており、長崎、横浜FC、山口の失点数はエスパルスよりも少なく堅守と言える

ゴール前を固めて守ってくるチームを攻略できなければ、得点は奪えず勝つことはできないのは当然のこと

ラインの裏というポイントかもしれないが、引きこもった相手をどうやって引きずり出すのか、それともラインの手前で勝負するのか

北川とドウグラス・タンキの2トップ?
松崎や西原がドリブルで仕掛ける?
それともセットプレーの精度を高めるのか…

幸いにも、この先はナイトゲームが続く…

これまでのやり方をガラリと変える必要はないが、相手チームの準備してくる対策のその一歩先へ!


 by えん。