J2リーグ第15節
 清水エスパルス4−0鹿児島ユナイテッド
 12勝1分2敗 首位 7連勝!
(引用元:清水エスパルス公式Facebook)

これまで対戦がない相手とか、予想と異なる展開になるときは、選手が混乱するためか結果がついてこないことが多かった

鹿児島もJ3からの昇格組で、初対戦の相手ということでちょっぴり心配な部分がありました

(引用元:清水エスパルス公式X)


この日のスタメンは、何かを試すこともなく、自信を持って戦える「戻るべき」フォーメーション、そしてメンバーとなりました

開始早々にルーカス・ブラガのドリブルを倒されて得たFKから、中村亮太朗のヘディングがネットを揺らす…

キックオフから1分足らず…
なんと、開始からわずか50秒とちょっとでゴールを決めちゃいました…しかも頭で

すっかり忘れてましたが、中村はこれが移籍後初ゴール…Jリーグ出場100試合の記念セレモニーを行ったばかりでノッてる!?

またもやセットプレー

ボール支配率や攻防では、明らかに相手を上回るものの、流れの中から追加点を奪えないで1点差のまま…

そして時折、サイドからのクロスがゴール前に入ってきて肝を冷やす

そのうち、ポコっと失点しちゃうかなと思っていたところで、山原の見事なFKが枠に飛ぶが相手GKに弾かれる

この悔しいシーンの後に訪れたのが歓喜!
CKをニアですらしたのが、またも中村…そしてエースが決めました

エース北川の追加点


さらに後半の追加点もCKからのヘディング!今度は住吉が体格を活かして伸び切った身体で遠いサイドに流し込む

ゴールに直接吸い込まれていきましたが、こぼれ球を押し込むために、ルーカス・ブラガがゴールに詰めているのが流石です


西原の豪快ボレー

この追加点の少し前に、原輝綺を入れてシステムは3バッグになっており、さらに前線の3人を交代して、タンキ、松原、西原が入る

3点差となり、後は入ったメンバーがどれだけ爪跡を残せるかという期待感だったが、ここまで全てがセットプレーだった

苦しい中でのセットプレーは、勝利に不可欠だが、やはり流れの中で守りを固められた相手を崩して得点を取らなければ…

交代で入った選手たちには、それを実現できるポテンシャルがある

そして実現したのが恐るべき高校生のユース西原だった

🇧🇷ブラジルデー!

Jリーグの開幕当初から助っ人外国人といえばブラジル人であり、スタンドからはサンバのリズムが聞こえてくるのがエスパルス

そして、J2においては反則級とも言える戦力を底上げしているのは間違いなくブラジル人選手たちだ

この日スタメンのカルリーニョス・ジュニオはガンガン、ルーカス・ブラガはスルスルと動き、攻撃を活性化していく

特に中盤では相手にプレッシャーをかけ続けるし、ときにはボディコンタクトてボールを奪って相手に思うようにプレーさせない

これに加えて、ドウグラス・タンキ…
得点の量産はもちろんだが、さらにチームにフィットして、北川航也との2トップも見てみたい


このままの勢いで!

ずっと期待していたセットプレーからの得点の固め打ちで試合に勝つことはできたが、果たして相手の守備を崩せたといえるだろうか…


今の戦い方は、中盤のハードワークと鋭い攻撃が基本だから、相手が守備を固めたときにどやって得点していくか


この試合はセットプレーだったけど、こんなに上手くいくばかりではないだろうから、選手交代で流れを変えるもカギになりそう



今のチーム状態が続くのであれば、確実に昇格できると思うが、対戦を甘く見たり、さらなる成長を急ぎすぎるとコケる可能性も十分にある


あとは、さらなる戦力の底上げ、特に西原に続く若手選手を育てる環境をいかに作り上げていけるか…


 by えん。