赤坂:様々なグループが誕生して、そして沢山のグループが解散していきました
今日のゲストは1998年『それじゃあバイバイ』でデビューしました
そしてこの6月12年間の活動にピリオドを打つこのお二人です
以下の曲が流れる
「それじゃあバイバイ」「なにしてんの」「さぁ」
「ゴーイング my 上へ」「その先にあるもの」
赤坂:サーフィス解散前最後のディア・フレンズ登場です
赤坂:ここからはジ・インプレッション今日のゲストはサーフィスのお二人
究極のギターロックを届けてくれた椎名さんと永谷さん
この6月に解散してしまいます
今の心境などをうかがっていきましょう
ここでBGM「ソコハカトナク」が流れ出す
赤坂:サーフィスのお二人ですようこそいらっしゃいました
椎名・永谷:どうも~
赤坂:2年前に10周年のライブがあって
即日ソールド・アウトのコンサートがあったんですけど
グループで10周年を迎えるのも簡単な事ではなかったと思うんですよね
椎名:はい
赤坂:その10周年を迎えた頃にこの解散というのは全く考えてなかった?
考えてた? ↓
永谷:いや、どこかで、ありましたね
一つの締めにもなる10周年ですし
その中で色々と世の中の昨今の音楽に自分たちが乗れてるのかな?
でもライブにはお客さんが来てくれんだな
やっぱりもう少し頑張ってとりあえずもがいてみようというような結論で
ライブをそのときやってました
だから、多少なりとも結構正直言ったら・・・
椎名:片隅にはずっとあったよね
永谷:ありましたね
椎名:10周年迎えるときには、片隅には解散もあるのかもしれないなという
ちょっと後ろ向きですけども、うん、(解散する)事も意識してましたね
赤坂:それはやはり10年掛けて二人のアンサンブルつくってきて
今度はじゃあソロでそれぞれやっぱりやってみたい思いも
どんなグループでも持っていると思いも、どんなグループでもあるじゃないですか?
椎名さんの笑い声&相槌
永谷:そうですね、だから今解散することを決めたからこう思うんですけど
お互いが外の空気を全く吸わないでいて
事務所もレコードメーカーも非常に大切に扱ってくれたというか
温室の中で育っじゃったような良くない状況というか
今このタイミングこそ外に出て色んなものを吸収して
個人で頑張って音楽続けていくっていう事が考えになりますけど
二人でやっている時はどうしても身内になんていうですかね
なんかこうなっちゃう
椎名:そうなんだよねこれはなんか言葉にしづらいけどね
表現しづらいけど精神状態もそうなってたしね~
永谷:そうですね、仲も悪いと言う訳じゃありませんけど
お互い口利かないときもありました
椎名:ありました(笑)
まぁでも当たり前じゃないですかどうしようも無いことって思ってるんで
赤坂:色んなグループが解散するのを僕も喋り手として今まできましたけど
そうなったから今お二人は解散を前にして
ちゃんと番組に出てるんでいるんだと思いますどん底まで行くんですよね
椎名:はい
赤坂:わかるんだけど受け入れられない自分がいて
最初はこう非常に対抗的になるんだけど
段々あれこれ俺のせいじゃないかみたいな・・事も思ったりね
椎名:(笑い声)まさに・・本当ですね
赤坂:もしかしすると、相棒のこれから先を俺がいることで潰してしまうかもしれないっていう
そんなことがぐしゃぐしゃになって一つこうやって答えが出たときに今清々しいとはいかないでしょうけれども
最後の6月13日のの東京国際フォーラム一番良いライブをやってやろうと想いではないですか?
椎名:あぁはい、そうですね、まさに
永谷:そうですね、本当に椎名君に言ったんですけどサーフィスって一体どういう所が良いのかな?って
その良いところを全部抜いたライブって言うものをやろうよ
それを今から改めて二人で考えていってここがよかった
ここがサーフィスとしての魅力だったよねっていうところを存分に出せるライブっていうんですかね
赤坂:ファンの為にもそして、また、お互いの為にもそして12年間続けてきたサーフィスの為にもというライブ
なんでしょうね
椎名・永谷:はい
赤坂:今回新しい曲4曲も含めたベストアルバム「Last Attraction」先週リリースされたんですが
この新しい曲にも今までの自分たちとこれからのそれぞれの気持ちを込めた4曲だと思うんですが
いかがですか?
椎名:そうなんですよ、全くその通りで、もう全部言ってくれちゃってるんで僕聞いてるだけでいいで
気持ち良い位で俺の言いたい心情を全てわかってくれてるな思ってるんですけど
本当その通りで今までのサーフィスらしさの良いところっていう部分を
今そのとき出来る限りの事は詰め込んだつもりだし
二人の今後の未来について後ろ向きじゃないんだっていうことはファンにはわかって欲しいので
その辺はメッセージは込めたつもりですけども
赤坂:なるほど、ではではサーフィスの新しい音をお送りしましょう
ニューアルバム「ラスト・アトラクション」からお送りします「CHANGE」
「チェンジ」♪~~
赤坂:サーフィスって一番最初に何をやりたくて結成したんですか?
椎名・永谷:あ~~(笑い声になる)
椎名:笑うしかね~な
永谷:そうですね、まぁ僕はとりあえず椎名君に高校のとき
一緒に音楽やりませんかと言ったときにとりあえずプロになるっていう
何故プロになりたかったというのは、僕の実家が酒屋をやってて
父親がお前もう店継ぐかと話になっていや俺は音楽やるよつって
父親もやれるもんならやってみろっていう風な感じだったんですよ
よしどうにかして何か音楽で稼ぎげるっていう事を目標にしました
最初の頃ってやってまて気がします
赤坂:椎名さんどうですか?
椎名:いや僕は何でしょうやっぱり歌がそこそこ歌えて皆からちやほやされてたんですよね
それで頭に乗って歌っていたところ永谷にスカウトじゃないですがまさかう~ん
その時はホント趣味の延長線上だったのでそれが段々変わってきたんですよね
人に伝えたいものが出てきて、俺もしかして人にこんなこと伝えたいんじゃないかっていう
そこからは音楽が凄く楽しくなったんですけどそれに気付くまでのう~ん間が葛藤がありました
赤坂:因みに国際フォーラムのライブはかなり楽曲ありますよ
何をやりますかと?
永谷:そうですね
椎名:全然決めかねてまして僕は逆に言うとどこを切り取ってもいいと思うんですよ
だから、さっき永谷言っていたと思うですけど
その良い所を掻い摘むというか、良い所をピックアップする
逆に言うと音に関して出した作品に関して全て良い作品なんじゃないかと
なのでルーレット回して入ったとこでいいんじゃないかとみたいな
例えば、20曲だったら20曲もう決まったら決まったでやったらやったで成功する気もしてて
永谷とはそれでもうずっと曲が決まらずに未だにいるんですけども
赤坂:まぁどの曲を取っても6月13日最後のライブテイクとなる訳ですけど
東京国際フォーラムなんですが因みにチケットは一般発売が明後日(5月8日)からとなります
これお二人にとっても十年ぶりの国際フォーラムになるですってね
椎名:そうですね、おもいで深いって言えばあ深いよね
永谷:そうですね、おもいで深いですね
赤坂:今日は解散を前にした椎名さん、永谷さんをお迎えしています
CM
赤坂:今日のゲストはサーフィスのお二人です
続いてはニチイ・エブリデイ・サンクスお二人が今感謝したい人とは
「TRAP」が流れる
赤坂:今日はですね、椎名さんは相方の永谷さん、永谷さんはもちろん椎名さんということで
椎名:あはは(笑い声)これアンケートを二人で見せ合って書いてるわけではないので
僕は自宅で書いたんですけど~
永谷:僕もそうですよ、はい
椎名:気持ち悪いですよねこの二人、何ですかね
永谷:ふはは(笑い声)
赤坂:椎名さんから永谷さんへ言葉は
高校3年生から約17年人生の半分を一緒に過ごし喜怒哀楽をフルに使い様々な経験をさせて貰った
今年の6月13日以降悪く言えば赤の他人に戻ることをとても残念に思いますが
やっぱりいつまでも気になる存在なんでしょうね高校のときに声を掛けてくれてありがとうという
いかがですか?
永谷:ほぉ、嬉しいですね、嬉しいというかやっぱりでも悲しい
椎名:悲しいかねやっぱね
永谷:うん、なんかそうですね
まぁぶっちゃけさっき僕が言った両親に対する反発ていうので
プロになりたいっていうのにある意味巻き込んだていう事になってしまうじゃないですか僕が
ていうのに対してもうさっきの赤坂さん御言葉じゃないですけど
やっぱ自分の中で本当この人生で良かったのかな?とか
でも、してきた事はもう本当にしょうがないというかこの先を考えたというところでは
彼がこれからドンドン大きく成長していくというか
すばらしいヴォーカリストになっていくところを横で見ていたいですし
これから自分自身どうしていきたいかというと色んなヴォーカリストの人と仕事をして
その時にライブとかですかね関わったアーティストのライブに呼んでいただいて
あわよくば袖までいって、袖で見て一生懸命歌ってるおぉすげ~良いなっていう
おもいをいっぱいこれからしたいなと今思っております
赤坂:永谷さんから椎名さん先程の言葉ご紹介して貰いました
今おもう相棒とは?
永谷:う~ん、なんでしょうね
椎名:いややっぱりだから良く言ってましたけど兄弟だと相棒というかもう
僕たち高校のときに出会えて一個違いなんですけど年子の兄弟なんじゃないから
だからどんなに離れててもミュージシャンとしてバンドとしては赤の他人なってしまっても
切れないんじゃないかなだから同じ血が通ってんじゃないかなってもうそんな気がします
DNAなんかじゃないかなって本当に!
赤坂:一つのメロディを二人でつくってきてた訳ですからね言うならばね
椎名・永谷:う~ん
赤坂:椎名さんから永谷さんに贈りたい1曲という事で
因みに、永谷さんから椎名さんに贈りたい今日は先程お送りした新曲の『CHANGE』なんですけど
椎名:あ~はい、ありがとうございます
赤坂:海援隊の『贈る言葉』なんですよ
椎名:うん、そうですねコレしかないんじゃないかと思って
永谷:いや~なんかね~学生の時ですか、特に中学生の時に
僕の住んでいる所の裏に土手がありましてそこが撮影の
金八先生の撮影の場所だったんですよそれなので非常に
この曲っていうのはなんか思い出深さもありなんかこうう~んと思いつつも
椎名君が選ぶっていうのが不思議というか
あんあまり椎名君らしくないっなってということはやっぱり椎名君は
変わったきてるんだなって
ていうのをさっきこの原稿をみさせて貰ったときに思ったんですよね~
椎名:うほほほ(笑い声)俺を分析するな~(笑)
永谷:なんかこういうチョイスをするようになってきたとうことは
いろんな人からいろんな影響を受けてきたんだなっていうのを・・
椎名:人に感謝できるようになりましたから!
赤坂:今だからかもしれないね
椎名:今だからかもですね
赤坂:これが解散しないサーフィスであったらこの曲は選ばれない訳ですからね
永谷:そうですね~はい
赤坂:海援隊でお送りしましょう『贈る言葉』
暮れなずむ町の~光と影の中去り行く貴方へ贈る言葉~♪
赤坂:お送りしましたのは海援隊で『贈る言葉』でした
CMだって!
赤坂:サーフィスの椎名さん永谷さんをお迎えしました
東京FMキーステーションでお送りしました赤坂泰彦のディア・フレンズ
コンプリート・ベスト・アルバム「ラスト・アトラクション」新曲が4曲入っています
リリースされています解散コンサートはラスト・アトラクション6月13日日曜日東京国際フォーラムホールAです
このグループが解散するっていうことが本当に僕も残念ですけどもこのディア・フレンズにお二人が出て頂いて良かったです
椎名:ありがとうございます今日は本当に嬉しかったです
永谷:いや、ありがとうございます、本当に
赤坂:この国際フォーラムに行けないファンの人もいらっしゃいますからね
改めてそんなファンの方たちに椎名さん一言どうぞ
椎名:そうですね、そうだなぁ申し訳ない気は確かにありますけど
でも謝る気はないというかこれからのソロ活動個人への応援して欲しいなと
僕たちが決断したことなのでそこは今更覆せる気もないし、謝る気もないぞという事で応援して下さい!
永谷:うふふふ(笑い声)
赤坂:はい、永谷さん
永谷:はい、椎名君と一緒になってしまいますけども
とりあえず、サーフィスというのが二人でやって
周りのスタッフの皆さんの色んな支えで世に出て
それで、リスナーの方にもサーフィスっていう
今ディア・フレンズ聞いてる方にもあぁそうなんだって
思い出にというか脳裏に多少なりとも焼きついていると思うんですね
だから、またいつかどこかであぁそんなバンドいたなってていうふうに思ってくれたら嬉しいなって思います
赤坂:音楽の神様がサーフィスに音楽賞を挙げようと言ったら
椎名さんは何賞にしたいですか?
椎名:う~ん、よくしがみついたで賞!
永谷:よくしがみつぃた(笑)、頑張ったで賞!ですね
赤坂:サーフィスのお二人でした