昨日、近所のお寺が火事になりました
たまたまJRに乗っていて
窓からたくさんの消防車が見えたと同時に、山の麓からモクモクと煙が…
あの位置、もしかして…
と思っていたら、悲しくも的中してしまいました
そのお寺は、うちの母が大好きな場所。
静かに考え事をしたい時、周りの音から離れたい時に、よく1人で訪れていました。
遡ること二週間前、東京からハワイ帰りの友だちがうちに遊びに来てくれた時(突然行く!OK空いてる!のフットワークの軽い2人)に、一緒に訪れました。
カメラの道に進む彼女が、私を撮りたい!と言ってくれて。たまたま休みだった母がそのお寺に連れてってくれて沢山撮影してくれたんです
ちょうど雨が降っていて、雨がとってもよく似合う景色と撮れました
彼女もとても気に入ってくれたお寺で、随分と長い間変わってないんじゃないかみたいな、趣きある場所なんです。
今回、そのお寺が焼けてしまった。
たまたまあの日彼女が来てくれたから行くことになって。
写真もたくさん撮って素晴らしいあの景色が、もう二度と見られなくなってしまったんです
彼女に一番に報告しました。
彼女があのタイミングで来てくれたからあの景色を見られたわけで。
有難い話です
もう二度と見られなくなった景色。
改めて思いました。
永遠に続くものは何もないんですよね。
今現時点で当たり前みたいにあるものでも、それって全然当たり前なんかじゃない。
人も景色も環境も、すべて移ろいゆく。だからこそ貴重で、素敵なんだなぁと
今近くにあるもの、すべてに感謝の気持ちを抱きました。
今あるものすべてにありがとうございますの気持ちです
お寺、早く復旧しますように。
また新たなお寺として、新しい時代を刻んでいけますように。