yellowstone2000のブログ

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大学3年次をアメリカで過ごした私ですが、現地の学生たちは、当時日本ではそこまでポピュラーではない「インターンシップ」をよくやっていました。いわゆる、学生による「就業体験」です。

 

インターンをすることにより、社会人になる前に、会社で働く様子を垣間見ることが出来ます。その経験が大学の単位として認められる場合や必修になっているところもあれば、就活時の履歴書上のアピールにもなりますし、実際の就職につながるケースもあったりします。そういうわけで、アメリカの学生は、3,4年生はほぼ皆さんどこかの企業でインターンの経験を持っていました。

 

私もそれはやっておきたい!と思い、4年生で帰国した際に、残されたわずかな期間で、就活と同時にインターン先も探しました。そこで運良く、3つのインターン先を得ることができました。

 

外資系戦略コンサルティングファーム(米系)

こちらの企業は、就職=インターン必須、としていました。

しかもサマーインターンシップの10日間ほどで、一般的には無償がほとんどなのですが、この企業では珍しく10万円の報酬付きでした。(遠方からの参加者には宿泊費も支給)

選考プロセスは、一次試験:書類選考、二次試験:筆記試験、三次試験:面接、という流れだったと思います。それで、4名の学生が選ばれました。(欧州の超一流大学・院卒の方々に混じり、なぜか私が選ばれたんです。)

この4名が2名ずつのチームに分かれ、経営戦略に関して出されたお題に対する自分なりの解を考え出し、最終日にプレゼンする、というものでした。期間中、どのように調べても自由で、現役コンサルタントをつかまえてリサーチの仕方や考え方のアドバイスをもらったり、現場に出て行ったり、自分たちでアイデアを出し合って、楽しいインターンでした。これをやりなさい、こうやりなさい、というような指示を受けるということはなく、自分たちで考える過程も大切にされました。

 

外資系金融企業(英系)

某証券会社にて、一席とPCを与えていただき、資料作成、文書翻訳、事務作業などの庶務をしました。金融企業で出てくるワードや、資料に触れ新鮮でしたし、外資のオフィスの雰囲気を経験することができました。学生の私にもフラットに接していただき居心地も良かったです。こちらでは、インターン生が希望すれば、就職先としても選考していただけるような会社でした。

 

官公庁(経済産業省)

大臣官房 政策評価広報課という部署にて、官公庁の中やそこで働く方々のお仕事の様子を垣間見ることができました。事務作業や、Public Relationsに関する海外の英語文献を読み、日本語でサマリーを書く、というお仕事をしました。官僚の方々は、国内外の多くの知識を吸収し続けないといけませんが、そのための参考資料となるように、要約してまとめました。

 

いずれも、大学にいただけでは味わえない、興味深い体験をさせていただくことができました。社会人になってからは、他社で働くというのは転職しないとできませんから、学生のうちに数社でインターン体験ができるというのは、就職前にやっておくことをお薦めします。

私の体験は一部の例にすぎませんが、今は他にも様々な企業でインターン募集をしていると思いますので、インターネットで色々と探してみてくださいね!!