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本日はこちらの読書メモ。
セス・ゴーディン氏の「パーミションマーケティング」が分かりやすく説明されていました。
パーミションマーケティングとは何か?の前に、その反対のマーケティング手法として「土足マーケティング」について解説されています。
「土足マーケティング」の特徴は、
生活者・顧客が望んでもいないのに一方的に企業からメッセージが投げ込まれること
と書かれています。
はい。ポストに入っているチラシとか、いきなり職場にかかってくる営業電話とかウンザリです。。
で、その反対の考え方としてパーミションマーケティングの考え方の説明。
キーワードとなっている「パーミション」は、日本語にすると「許容」「許し」「許可」といった意味です。いずれも生活者や顧客から企業が「パーミション」をもらうという形になります。
パーミションマーケティングの第一歩は生活・顧客にたいしてメッセージを送ってもいいですか?
という打診から始まるとのことです。
見知らぬ人に対して「自ら手を挙げてもらう」ように働きかけることがパーミションマーケティングのアプローチの第一プロセスだそうです。
この「自ら手を挙げてもらう」というのは、最近の「インバウンド・マーケティング」のアプローチと同じなのではないでしょうか?
では、パーミションマーケティングで顧客に対して送られるメッセージとはどのようなものなのか?
それについては、以下の4つの特徴が挙げられています。
・期待される=楽しみにされる内容
・パーソナルである=個人に向けた内容
・適切である=興味に沿った内容
・双方向である=コミュニケーションが出来ること
このあたりは、インバウンドマーケティング、リードナーチャリングの考え方ともリンクしてきそうです。
特にリードナーチャリングという点においては、以下のような記載があります。
パーミションマーケティングでは、「見知らぬ通行人をともだちに、ともだちを顧客に」というステップを踏みます。企業と生活者は「ともだち」の関係から始まるのです。企業はじっくり顧客を「育て上げて」いくことになります。
まさにリードナーチャリングの考え方なのでは?と思いました。
では、企業は顧客との関係をどのように深めていけばいいのか?
パーミションマーケティングでは次の5つのステップを踏むとのことです。
①自発的に手を挙げてもらう
②商品・サービスについて「教育」する
③パーミションを与え続けてくれるようにインセンティブを強化する
④パーミションのレベルを高める
⑤将来にわたってたくさん買ってもらう
このあたりもまずは顧客に「見つけてもらって」、優良なコンテンツ、またはプレミアムコンテンツを提供することで顧客にパーミションをもらう。そしてそれを繰り返し、より高度なパーミションを得るという流れはインバウンドマーケティングと類似していうように思います。
本書ではこのあと、メールマーケティングの手法などのパーミションマーケティングの実践方法が詳細に記載されています。
10年以上前に書かれた本ですが、今読んでも「気づき」は沢山ありました。
むしろ、TwitterやFacebookが出てきて企業と顧客の関係性が従来のそれとは変わってしまった今だからこそ、面白く読めたのではないかと思います。
以下の原著も改めて読んでみたいと思います。
パーミションマーケティング―ブランドからパーミションへ/翔泳社

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