米中の東シナ海問題を書きましたが、もう少し掘り下げてみると
実は日本も思いっきり巻き込まれていたりするのです…。


どういうことかと言いますと、
東シナ海は日本へ石油を運ぶためのタンカー航路となっているのです。

タンカー航路云々と言えば思い出すのが、
某国首相が例の法案説明の際しきりに言っていた、ホルムズ海峡!!

そうです、
石油は中東ペルシャ湾を起点にホルムズ海峡→マラッカ・シンガポール海峡→東シナ海→バシー海峡→日本
と、経由してくるのです。


万が一、米中による緊張が高まり東シナ海が海上封鎖となれば、
当然迂回航路を使わざるを得なくなる訳で、ロンボク海峡→マカッサル海峡経由になります。

某国首相がしきりに云ってた
ホルムズ海峡封鎖、機雷掃海が、
東シナ海封鎖、対中国への米国との集団的自衛権の行使になるかもなのです。

イメージ 2
                         石油輸送に関する現状についてより

マラッカ海峡経由:6000㎞
ロンボク海峡軽油:7700㎞
距離として、1700㎞、時間にして+72.7h、金額にして1.100万円/片道、
余計にかかると言うことで経済的打撃が発生する訳ですから、いよいよ安保法案の出番ですね♪

米国はイージス艦を東シナ海に出しただけですが、
中国だけでなく日本にも踏み絵を迫る形にになりました!!

エネルギー価格も上昇する可能性が出て来ましたね♪