だいぶ時間が経ってしまいましたが
北海道帰省の本目的を記しておきます。 


今回の目的は大きくわけて3つ。

①親戚への顔出し。
②月に2回ほど週末実家に来てくれる義弟(独身)とコミュニケーションをとる。
③84,80歳となった義父母2人の身体の様子や生活を確認する。




まず①は、
大病を患っている父方の叔父の顔を見に行き
ずっとごぶさたしていた母方の本家に行き、仏壇の祖父母に手を合わせて来ました。

そのついでに、義父母と義弟が最近購入した、そこから近くの樹木葬のお墓を見学。
ラベンダーの花に囲まれた、新しくて感じの良いお墓でした。


そして②
義弟はとても寡黙な人で、義理家族も彼にはほぼ声掛けをしなくて。夫と話してる所も見たことがありません。

でも私は「おはようございます」と「おやすみなさい」は必ず言うようにしていて。
あと、帰省のたびに彼の蔵書を読みあさっていて(漫画、文庫本)、セレクトの趣味が合ってて勝手に親近感もってます。
そして唯一息子だけは幼い頃から普通にガシガシ接していて。多分1番会話してると思います。

そんな義弟に、まずはふだん義父母の買い物のお付き合いなどをしてもらっているお礼を言い。
そして、これからはいつ何時義父母に何かあるかわからないし、義弟もしかり。
なので何かあったら遠慮なく我々に連絡してほしいということを伝えました。
小さな声で「はい」と言ってもらったのでこれでOK。


そしてメインの③義父母。
義父はパーキンソン病を患って15年。
現在の症状は、薬が効いている時は趣味の畑仕事も出来るし毎日日記をつけて頭もしっかりしてて。しかしひとたび薬が切れると頭がボーッとして、ほぼ動けなくなります。

義母は昔からいつもどこかしら調子が悪いと言っている人で。
今は腰が痛いのがメインですが、まあ年齢が年齢だけにしょうがないかな。
義母の方が認知がちょっとヤバいかも
という感じです。

帰省の3日間見た感じで、義父の起き上がりや歩行に不安があり(実際に夜中のトイレに行くのに1時間かかったらしい)、最終日の夜の団らん時に、介護サービスを使って手すりを借りることを私から提案しました。
しかし義父母は「そのうち困ったら自分達で連絡するから」とか「畑に出ることもあるのに、そんなサービス受けたらご近所にみっともない」と言うばかりで。
しかも、転倒してからでは遅いと力説しても義父にいたっては
「貴重な財源を、まだ動ける自分が使ったら申し訳ない」と言って譲らず。
そして普段怒った所を見せないのに、黙り込んでしまい…
あー、これは相当お怒りだなぁと誰もが思ったはず。
私もここではいったん引き下がりました。 


庭の隅には義父の畑が。
今年の土作りは義弟がやったらしい。
義父が
「この畑を座って眺めてるだけで心が休まるんだよなぁ」と呟いてて。
近くにいたら手伝えるのになぁ。


そして帰る日の朝。
義父母には内緒で夫と地域包括支援センターへ行き、以前電話で話した担当の方に会って今の現状を話すと「今から伺いましょうか?」と言ってくださり。
すぐに自宅に戻り義父母にそう伝えました。

「いつもお花が綺麗ですよね」と早速訪問してくれた担当者の方。
ホント、雑草ひとつも無いし
これならどんなに腰が痛いと言っても現実味がないよね。

さて、ここまでされて観念した義父。
結局、お風呂の椅子やマットの購入、そして手すりやベッドを試してみることになりました。

と、ここまでで私達は時間切れ。
後は義弟、親戚や自治体のお世話になります。
よろしくお願いいたします。


帰りの飛行機では
「よく頑張った!ありがとう」と夫からお褒めの言葉をもらいました。
(夫はノータッチで、全て私がやりましたからね)
次は夫と息子で行ってもらいましょう。


義母が手入れしているお庭には、こちらでは見かけないお花も。


以前母の日に贈ったユリも綺麗に咲いていました。

なんだこれ?



今年贈った紫陽花も飾ってありました。

義母との共通点はお花が好きなことだけだと思っていたら…
私が「SnowManのライブ行きました」と言ったらめっちゃ反応して
「私も目黒蓮!ドラマ何回も観たわ」と言ったり
また、「ラウールってどんなだった?」
なんて聞いてきて。
こんな義母初めてかも。
SnowMan恐るべし!