乳白色のレトロ温泉、秘湯・乳頭温泉郷へ -秘湯&春スキー'24④- | きいろいパンダ

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ARASHIANでなにふぁむのワーキングママ・Professorが中高一貫校に通う娘や日々のことなどをつづっています。

田沢湖から秘湯・乳頭温泉郷へ車
乳頭温泉郷は、7つの宿、7つの温泉を楽しめます
(現在、「孫六温泉」は改装中、「黒湯温泉」は冬季休業)
 
この中でも「鶴の湯」はもっとも古く、秋田藩主の湯治場だった由緒ある温泉。警護の武士が詰めた茅葺き屋根の長屋「本陣」に今も泊まることができます
 
ほかの6つの宿と、ここだけが離れているし、ぜひ行きたかったので、車でまず「鶴の湯」へ向かいました

 

 

門を入って、本陣が並ぶ通りを進み…

 

 

受付で日帰り入浴料を支払い、小川を越えて…

 

 

こんな感じののれんが下がったところ…

 

 

乳白色の温泉に、雪を眺めながら…というか、頭に雪をかぶりながら…風情たっぷり

 

 

「鶴の湯」を出て、今夜のお宿「休暇村 乳頭温泉郷」へ

 

 

パートナーと姫は部屋でまったりする中、私はでかけてみました

 

こうした温泉をめぐる「湯めぐり号」というバスが1日4便あるのですが

 

 

私は歩いて、営業中のほかの温泉を見て回ることにしました(本当は湯めぐりがいいけど、寒いんで)

 

豪雪の中、歩こうと思う人はほぼいないらしく、トレースなしの道、しかもすっごく滑る…これはトレーニングだと思いつつ

 

 

渓流に佇む素敵な「妙の湯」や…

 

 

小学校の木造校舎を移築した「大釜温泉」…

 

 

そして一番奥にある「蟹場温泉」まで行ってきました

 

雪がない季節には、離れた「鶴の湯」までも山を越えて歩いて行かれるみたいだし(雪山でも装備があれば越えられなくはなさそう)、また今度は湯めぐりをしてみたいなと思いました

 

さて宿のごはんはビュッフェだったのですが、秋田や田沢湖の郷土料理を中心に(普通の洋食や中華もあり)…

 

 

どれもこれもおいしくて、体によさそうで、大満足でした

 

 

特にオーダー制のライブキッチンが揚げてくれる天ぷらで、ヒメタケが激うまでした。ヒメタケは焼いたものも別途提供されていて、楽しむことができました

 

 

こちらの宿は趣あるという感じではないのだけど、温泉はやっぱり乳白色の泉質の露天風呂に笠をかぶって入ったり

 

 
ナトリウム炭酸水素塩泉の茶色いもったりとした泉質を内湯で楽しめたりしましたし
 
濃厚ソフトをデコった「秋田犬ソフト」のほか、お土産品もかわいらしいものがいろいろあって、いいお宿でした
 

 

露天風呂に入っている間、笠をかぶっていないと頭の上に雪が積もるほど、雪が降り続いていたので、翌朝出発しようとしたら、車が埋もれていて、まずは雪下ろし…

 

 

秘湯の温泉郷で、雪国の大変さも体験しつつ、とてもいい経験となりました