職場の健康診断の眼底検査で…
・乳頭陥凹拡大
・網膜血管硬化
…という所見を受け、D判定=精密検査を受けてくださいとなりました。
調べてみると、「緑内障」という視野を失う病気の所見のようですね。
どれくらい急がないといけないかわからないけど、早い方がいいだろうと、健診結果を見た翌日に電話をして、翌々日に早速、眼科で検査に行ってきました。
受付で予約している旨を伝え、問診票を記入して待っていると、検査員の方がやってきて…
検:「おまたせしました…あ!あ、もうちょっとお待ちください」
…???
聞くと、問診に書かれた私の視力が悪すぎることに後から気づいて、メガネをかけてもあんまり見えない=コンタクトをしていないといけないので、検査の順番を考えないといけないとのことでした。
ごめんなさい…
視力検査、眼圧検査など、今まで受けたことがある検査をした後、初めて「視野検査」というのをしました。
片目をガーゼなどで覆って見えない状態にして、半球をのぞいて、真ん中の光を見つつ、周りで何か光ったらボタンを押す…みたいなの。
光る場所を物理的に動かして何かしてるのか、よくわからないけど、音が定期的にするので、最初はそれに釣られてボタンを押したり…そしてたぶん片目5分ずつくらいでちょっと長い…。
でも検査員さんがとてもいい方で、すごく励ましてくれて、がんばりました。
その他、なぞの機械を使って、視細胞とか網膜だとかのあたりを撮影したり、3D撮影したり…を経て、先生の診断に。
視神経が集まっている部分が、視神経乳頭…視力が悪すぎるので、どうしてもここに負担がかかってしまうのは否定できないけれど、所見にあったような「陥凹拡大」は心配するほどではない。ただ、片目の一部に血管硬化は認められる。
この所見から懸念される「緑内障」から現れる視野の狭まりは今のところなし。少し傾向は認められるのだけど、視野検査自体が初めてだときちんと測定できない場合もあり。
緑内障は眼圧が高まることで起こりやすいのだけど、眼圧が高いということもなし。ただ正常値範囲内ではあるけど、高めの傾向はあり。
先:「治療が必要な場合は薬でということになりますが、今のところ病気として治療が必要な状態ではありません。ただ、まったく懸念がないというわけではないので、年内にもう一度検査を受けてきてください。」
私:「今から薬的なものをやっておくと、予防というか、悪くならないからいいということもあるのでしょうか?」
先:「予防というのとは違いますが、希望するなら今の時点で処方することもできます。ただ、薬は薬なので、やはり副作用というほどでなくても、使わなくていい状態で使わなくていいのではないかと考えます」
ふむふむ。
先:「次は年内…3ヶ月とか半年とかそれくらいの期間は、人生全体を考えるとそんなに長くありません。現状ではそんなにすぐ急変して手遅れになるとかいうこともないので、次は年内にで心配ないですよ」
なるほど。
…ということで、今のところは大丈夫。経過観察していきましょうとなりました。
緑内障は、40歳以上の20人に一人程度はかかる病気…ましてやこれだけ視力が悪い私は目にリスクを抱えているので、今後もずっと大丈夫ということはないかもしれないけれど、仕方ないですね~。
即、命に関わるものでなく、治療法もあり、まだ大丈夫とのことで、とりあえずはほっとしました。