「山の天気は変わりやすい」登山 -光岳②- | きいろいパンダ

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ARASHIANでなにふぁむのワーキングママ・Professorが中高一貫校に通う娘や日々のことなどをつづっています。

翌朝は5時にごはんで、6時スタート!
 
泊まった面平は標高1500mに届かないくらいなので、地上より9℃ほど気温が低く、朝は快適でした。
 
とはいえ、易老岳(いろうだけ)というところまではなかなかの急登
 
でも同じく南アルプスの聖岳をドーン!と見ることができ、励まされました。
 

 

今度はあっちにも登りたい。

 

易老岳山頂はどした?という感じの木がたくさん。

 

 

ここまで登り上げると、緩やかなアップダウンで、南アルプスの豊かな森を楽しみながら進むことができました。

 

 

伊那高原、向こうには中央アルプスの絶景キラキラ

 

 

…と、ここはもう標高2200mほどで、地上より13℃ほど気温が低い上、湿度もないので気持ちいい照れ

 

今年一天気に恵まれて、登山、気持ちいいな〜なんて。

 

…が!

 

この後三吉平という森を抜けて、沢沿いのゴロゴロの岩を越えていくうちに、雨が降り始めました。

 

山頂近くの水場辺りではいったん上がったものの、もうすぐ小屋…というところでは、もの凄い土砂降りに…タラー

 

稜線で電波が入って、スマホを見ると、パートナーからLINEで「大丈夫?」と。

 

 

地図的には真っ赤に当たってはいないけど、たぶんさっきの土砂降りはこれだったのねと。

 

小屋でひと休みして、天気の様子を見つつ山頂アタックのタイミングをみていると曇り空ではあるものの、雨が上がりました。

 

普段の行い⁉︎

持ってるね〜ニヤリ

 

そんなこんなで登頂!

 

 

ここが確かに一番高い=山頂なのだけど、樹林の中で、景色はなし。

 

雨が上がったので、山頂を越えて、「光石(てかりいし)」というところまで下ってみることに。

 

この「光石」が光って見えるから、「光岳」という名前になったとのこと。でも見に行った人はみんな「光ってなかった」と言うっていうね…

 

 

…光ってないね。

 

でも思っていたより大きな石で、へー!という感じだったので、行かれてよかったです。

 

光小屋に戻ると、雲はあるものの、空は青く…

 

 

小屋からの景色を堪能できました。

 

 

稜線なので電波があるし、景色はいいし、なんと言っても涼しくて(15℃くらい)、外でついつい過ごしてしまいました。

 

光小屋は今年から小屋番さんが代わったそうで、施設自体がどう代わったのかはわからないけど、いい小屋でした。

 

寝床はベッドのような感じで、カーテンを使うと個室風にも。私はシュラフを持参しましたが、有料レンタルもあるそう。

 

 

そして何よりすごいのが、飯うま!

 

山小屋でカレーはあるあるだけど、本格スパイスを使ったタイカレーでした。

 

 

デザートにパインの寒天寄せもついていたのだけど、これは『日本百名山』著者の深田久弥が光岳でパイン缶を食べたからとのこと。…なんか素敵。

 

山の景色、山小屋を楽しみながら、ゆっくり過ごしました。

 

 

【山行の記録】

・行動時間:休憩1時間39分をを含んで8時間51分

 

水:650㎖ナルゲン、1000㎖プラティパス、600㎖ペットボトル、500㎖テルモス→1.8リットル消費

(初日の方が暑かったのもあり、消費したな〜)

 

行動食:ミニパン3、塩分チャージ2

 

衣類:ファイントラックあみあみ、メリノウール半そでTシャツ+アームカバー、モンベル薄手パンツ、夏用グローブ、キャップ

小屋ではフリース、パタゴニアダウンをオン

着替えはファイントラックあみあみ→ミレーあみあみ、夜間は長袖メリノTシャツ