長い上、険しい(危ない)ので万が一に備えてロープ確保をする=時間がかかるので、4時に出て4時に戻ることを目標にスタート。
巨岩と沢と緑とを越える、十分にアドベンチャーな雰囲気。
…というのを繰り返し…
山の奥へ奥へ…見えた、皇海山
そしていよいよ難所の鋸山へ
自分の時は写真撮ってる場合じゃないので、確保する先生の様子を…
私は…登りは頑張れたけど、下りはどうしても怖くて足が下ろせない時もありつつ…先行して下りる仲間に足場を指南してもらい、助けられながらなんとか。
なんとかなんとか…
鋸山に登頂
また向こう側に下りて行くのが、もうひと頑張りだったけど、そんなこんなで皇海山までの山々を攻略。
ここまで5時間半(遅め)。
あの稜線を越えてきたのね…と、早くもウルッとしそうになっちゃった(山の向こう側、キレてたりするんだわ)。
ここからがいよいよ皇海山…
ここまで来て、まだ意外と急登があったりしつつ…
皇海山に登頂!
樹林の中で、景色なし!…そんなところも皇海山(そして五十肩で左腕上がらない私)。
下山ルートは、登りと同じクラシックルートを帰る人もいるかもしれないけど、鋸山まで登り返して、そこから分岐を女山→六林班峠という方に進むのが一般的。
こちらは山越えではなく、とにかくひたすら樹林の中の(あんまりきれいじゃない=整備されていない)道を地味ぃ〜に下り、時々沢を渡るみたいな感じなのだけど、とにかく長い!
ほっとんど変化のない道を、ひたすら3時間…
鋸山の登り返しまでで、この日もう8時間、峠までさらに1時間…ここまで9時間も歩いた後に、変化乏しい3時間…修行?
もはや変化もないから、写真もゼロ〜。
結構歩いて…まだ3分の1だった時の衝撃…
危険箇所はないので、もう話すことないってくらい喋って気を紛らわせるうちに、「鰻食べたいね」…頭の中、鰻鰻鰻になったり…
そんなこんなで、無事庚申山荘まで戻りました。
先生に助けられ、仲間に助けられ、やったやったやった!
近くて遠い遠い、皇海山に登ってきました~
…いやいや、(町に)下山するまでは注意注意。
【山行の記録】
・行動時間②:休憩1時間17分を含んで12時間6分
水:650㎖ナルゲン、1000㎖プラティパス、500㎖サーモス→ナルゲンに少しとサーモスが残る
梅雨の晴れ間で、涼しかったのもあって、あまり減らなかったな。ハイドレーションではなく、休憩時の補給で十分OKだったけど、暑かったらどうかな。
行動食:パン1、BeKine1、ハイチュウ3、塩分チャージ5
衣類:ミレーあみあみ、メリノウール半そでTシャツ+アームカバー、モンベル薄手パンツ、夏用グローブ→皮グローブ、キャップ
レインのほかに、防寒用にシャミースフリースを持って行ったけど不要