休校に入っていたから、もう長らく休みの姫…無事、2年次を修了しました。
今だから言える…だけど、実はね…1年次は最後の頃、しばらくの間だったけど「フトーコー」でした。
(不謹慎に感じられるかもしれないけれど、翔さんが「上の方」を「ウエノホー」というような。このできごとを重くなりすぎずに受け止めるべく、当時からカタカナで言っているようなこんな感じで我が家では呼んでいました)
小学生の頃もごく稀に…2,3回くらいそういうことがあったのだけど。夜中にお腹が痛くなってしまって、眠れなくなった…みたいな症状が出てしまいました。
お腹も痛いし、眠れてない状態なので、学校に行かれない…というのがしばらく続きました…。
数日休んで、その後行っても、またお腹が痛くて保健室で休むことになったり、早退したりして、不安定な時期が1か月弱ほど続きました。
最初は内科にかかったりもしたけど、特に悪い病気はみつからず。また例えば土日休み間中は元気に遊んでいたのに、日曜の夜中にお腹が痛くなって…という様子を見ていると、何か病気が潜んでいるとも思えず。
姫自身も「学校に行きたいのにお腹が痛くなって困る」というので、相談してみようねと軽い感じで、心療内科も受診しました。
先生によると、病というほどの何かではなく、思春期くらいにはよくあることとのこと。
ごく軽い薬の錠剤をさらに四分割したものを処方され、痛くなったら飲むようにと。飲まなくとも、「これがあれば大丈夫」という状態をつくっておけば、不安が少し解消されて、痛くならない…というようにと。それでも学校に行くと、保健室で休んだり…しつつ。
先生の例え話では、いろんなもので心が溢れてしまう。薬はその容量を少し広げることができて、少し楽にすることはできるけど、それもまたいっぱいになってしまう。根本的には自分で楽しいことを考えて…容量を広げたり、いっぱい抱え込まないように…とのこと。
そんなわけで、学校から帰ってくる頃に駅まで迎えに行き、姫が好きそうなカフェでお茶をしたりして、「おいしいね〜」「おしゃれだね〜」なんて、楽しく過ごすなんてこともしていました。
学校の担任先生や保健の先生などとも親子ともども面談していただいき、いろいろ話したけれど、何がどう、誰がどう…という原因がはっきりあるわけではなく。
姫自身もそれはわかっているようで…だから余計に解決方法がなく、苦しかったのだと思うけど、いろんな人がいること、自身の不安や自信がもてないこと…などいろいろ…だったのかな、思春期だもんね。
2年次になってのクラス替えには、姫自身もまた不安を感じていたのだけど(だからこそ1年次のクラスがどうとかいうことでもないみたい)、結果的にはこの1年はお腹が痛くなることもなく、楽しく過ごすことができ、ホッとしました。
今年は「この学校でよかった」的発言もよく聞かれたし。思春期の一山を超えたかな、と。心底ホッとしました。
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さて先日…姫と買い物に出て、カフェでお茶をしました。
キルフェボンでいちごタルト三昧。お友だちとでは頼めない高いのをセレクト(苦笑)。
姫:「あ~こうやってママとお茶するの、久しぶりだね」
そうだね。
姫:「去年のフトーコーの頃、よくお茶したね。もしかしてあれ以来⁉︎」
お~!それ、自分で言っちゃう(笑)
…なんて笑って振り返ることができるのは、本当に嬉しいな。
コロナもコロナだし、学校自体どうなるのか不安ではあるけど、また1年頑張りましょう。