初演も気になってはいたんです。でも結局行きませんでした。贔屓は出ていないし、色々とタイミングも悪かったのです。

今回の再演で禅さんのご出演が発表され、短い公演期間でしたが、行ける日のチケットはすべて購入。とはいえ平日の夜公演が中心でしたので、たったの5公演でしたが…

初日は初見でしたので、割と冷静に観ることができました。派手な演出ではありませんでしたが、登場人物がそれぞれドラマチックで、どこに感情移入するかによっても全然違う作品に見えるよね、と思ったり。

2回目3回目と回を重ねる毎に、色々なところで涙が出てくるようになりました。そして楽曲の素晴らしさにも気付き始めました。その証拠に、普段の生活の中でも常に何かしらの曲が頭の中をぐるぐると駆け巡っているのです。

光栄なことに、作曲家のモーリー氏と同じ日に観劇することができました。終演後に「スベテ、カンペキ」というお言葉をいただき、キャストも観客も大喜びでした。

《数日後のタカラヅカニュースで、同じお言葉を再び耳にするとは、その時は思いませんでしたが(笑)←雪組『ファントム』の稽古場にて》

話を戻します。

公演終盤になり、チケットを増やそうと思ったのですが、ギリギリまで粘った挙げ句に諦めました。1階席にこだわったからです。2階席だったら余裕で手配できたと思います。ですが青年館ホールの2階席に1万いくらは払えません。

なので私のタイタニック・ロスは千秋楽よりも前から始まり、現在も続いております。

一応加藤和樹さん主演となっていますが、これは全キャストの総力戦といいますか、とにかく全員が素晴らしかった!お馴染みの顔もあれば今回初めましての若いキャストもいましたが、才能ある若手に出会うことができたのも、ミュージカルファンといたしましては嬉しいことでした。またどこかで出会えますように。