今回は、先日の「江戸は燃えているか」の後に観た3作品について、順に書きます。
まずはミュージカル「ジキル&ハイド」。キャストを一部変更しての再演。ワタシはこの作品の音楽が大好きなのですが、存分に楽しませていただきました。ただ、前回メンバーの歌が頭の中に残りすぎていたためか、違和感が強かったのも事実です。とはいえエマ役の宮澤エマさんの歌は、とくに高音がきれいで聞き惚れました。万里生くんのアターソンは緻密に役を作り上げていて、先月某講義で役作りのお話を伺う機会がありましたので、なるほどと思いながら観ました。福井さんのダンヴァース卿も良かったです。作品としてはクオリティーが高い。でも作品全体を通しては違和感が…前回の記憶に大いに邪魔をされた格好でございました。再演はそういう意味では難しいものですね。
次はミュージカル「マディソン郡の橋」。意外と楽しめました。キャストは実力者揃いですから破綻なく、音楽はアメリカンテイストで淡々としていて、もちろんドラマチックなナンバーもありましたが、ミュージカルでありながらお芝居でそれぞれの人間模様がしっかり描かれていました。物語終盤に「その後の家族」を描いたシーン(キャロラインの結婚~バドの葬式)は、何てことのない場面なのですが印象に残っています。映画は観ておりませんが、不倫のお話ということで心配していたのが嘘のように、いいお話だったなと思いながら劇場を後にしました。
そして本日は花組公演「ポーの一族」を観て参りました。原作は全く存じ上げませんが、まずは皆さんとにかく美しかった。トップコンビを筆頭に柚香さん、瀬戸さん、鳳月さん、水美さん、桜咲さん。花組さん凄いなーというのが率直な感想です。フィナーレではマイティーに釘付けでした。マイティーといい星組の瀬央さんといい、95期生も随分色気が出て頼もしくなってきましたね。話を公演に戻します。お話としては、小池先生らしく色々と詰め込んできたなという印象ですが、なんの予備知識がなくてもついて行けたのは良かったです。たそ(天真みちるさん)が前半に結構歌っていたのでビックリしました。今日は明日海さんの喉の調子が良くなかったのでしょうか。声がひっくり返ったりかすれたりしていましたので心配です。