まだバンビと付き合っていた頃
その日私は仕事で
少し帰りが遅くなった。
そしてバンビからのメール
「今どこ?」
「お家に帰ってるところ。○○駅」
聞くと
私のアパートの玄関の前まで来て
合鍵を忘れてきたことに
気付いたらしい![]()
私のアパートの周りは住宅街なので
喫茶店などは無い。
ということで
「なんとか時間潰してるから
早く帰って来てよ。」
私は
ヘラヘラしながら
駅から走った![]()
何故って
猛烈に
嬉しかったから![]()
また別の時には
バンビのほうが仕事で遅くて
家で私がくつろいでいると
バンビからのメール。
「今から帰る。腹減った~。」
この時も私は
ヘラヘラしながら
バンビがうちに着く時間を計算しつつ
材料の半分くらいが【愛情】で出来た
ご飯を作った。
何故って
猛烈に
嬉しかったから![]()
そしてまた別の時には
自分の家に帰るために
今さっき
うちを出ていったバンビから電話
「駐車場に着いて気付いたんだけど
一万円札しかなかった。
小銭ある?」
「うん、あるよ![]()
すぐ行くね
」
そして例のごとく
私は歩いて2分程の
いつもの駐車場に
息を切らせて参上![]()
何故だろう。
好きな人に何かを【依頼】されると
たまらなく嬉しい。
「こっち来て。」
「これ買っといて。」
「あれ食べたいから作って。」
上手くは言えないけど
勿論
なんでもかんでも【依頼】されれば嬉しい
という訳ではない。
それに
付き合って長く経っていれば
確かに慣れがある分
新鮮さは減る
でも
【依頼】されたことに対する
嬉しさが減った覚えは無い。
自分が親しい、いわば【身内】だと
確認されているような
恋人だけに与えられた
【権利】を行使されたような
そんな気持ちになった時だけ
私は
犬
みたいに尻尾を振って
【依頼】に応える。
(´▽`) ワン!!