これもたしか、
まだ『あなた』とは付き合う前だったかな。
例のあの店でふたりで飲んでいて ![]()
その頃はもうすっかり
私は『あなた』を好きになっていたし
特にその日私は
すっごい
すっごい
楽しくて ![]()
![]()
そのまま口に出したの。
「あー・・・楽しいなぁ
」
そしたら『あなた』は
「ふたりで飲んでて
片方だけ楽しいなんて
あるのかね。」
(^-^)
「オレも楽しいよ。」
とか言われるよりも説得力があって
ずっとずっと嬉しかった。
その時は、
「あるのかなぁ~![]()
どうかなぁ~
」
なんて
デレデレしてたような気がするけど、
あるかもなぁ・・・、って今思う。
それくらい
あの日は
特別、楽しかった。
何故か
理由はわからないけど
妙に楽しい時って
あるよね・・・![]()
友達でも
恋人でも
ふたりでも
大人数でも。
私、昔はね
その妙に楽しかった時間が忘れられなくて
その時と同じ状況を揃えようとした。
同じメンバーで
同じような場所で
同じような時間に。
でも、
状況がどれだけ同じでも
同じように楽しい時間には
ならなかった。
それで数年前
やっと気付いたのよね。
その
妙に楽しい時間は、
意図的には再現できないのよね。
その場にいる人の
心のコンディションと
いくつかの偶然が
その妙に楽しい時間の
主な構成要素だから
意図して再現できるものでは
ないのよね。
例えそんなに
いつもは仲の良い相手じゃなくても
偶然同じような種類の
イヤの事の会った日。
その日の夜なら
そのふたりは
妙に楽しく盛り上がるかもしれない。
γ(▽´ )ツヾ( `▽)ゞ
意図的には再現できないものだから
その場
その瞬間
限りのもので
だから
妙に楽しい、と感じた時
私は
楽しいと同時に
その時間の儚さに
切なくなるように
なりました。
その時間が
すぐ終わるもので
もう二度と
同じ時間が戻ってこないことを
意識している自分を
いつも感じる。
私、変?
『あなた』とは
さすがに
一緒に過ごした時間が長いので
この、妙に楽しい時間の記憶が
私にはたくさんあって。
その時間を思い出す今
こんなに
こんなに
切ないのは
その時間が
戻ってこないからなのか
『あなた』が
戻ってこないからなのか。
(´▽`) リョウホウ デシタ