『あなた』といて、


楽しかったり音譜


嬉しかったり音譜


ときめいたり恋の矢




いっぱいしました。










では、『あなた』といて、


私が一番“幸せ”を感じた瞬間がいつだか、


わかりますか?










場所は、我が家の玄関。





どんな時だか、


わかりますか?




多分、この話は今までしたこと無いの。














じゃあ、仕方ないから教えてあげます。










私が札幌出張に行っていて、


私がいない時『あなた』は、


ちょうど仕事関係でいいことがあったの。




私は『あなた』のお仕事の内容を詳しく聞いていたから、


その知らせを知った『あなた』は、


多分すぐに、


札幌にいる私に電話をくれたの。






すっごく嬉しそうな


子供みたいな声で


私に報告をしてくれたの。








その夜も、


私の札幌での仕事が終わるのが


少し遅い時間だったけど、


ホテルの部屋に戻った私に電話をくれて、


2時間くらい、また電話で盛り上がったの。








私は、『あなた』の仕事が上手く行って


すごくホッとして、


『あなた』の嬉しそうな声が


耳に残って、


仕事中も、移動中も、食事中も、


私の好きな甘い笑顔が


目にちらついて。








で、


ここからが、私の


一番幸せだった瞬間。








次の日、


長かった(その時は2泊3日も長く感じたのよね)出張を終えて、


やっと東京の自宅に戻って、


その夜にすぐ


『あなた』はうちに


来てくれたの。








私は、ご飯を作って


待ってたの。








そんで、


ピンポ~ンベル、て。







玄関のドアを開けたら、


『あなた』の甘い、甘い、笑顔があって。







私は、玄関に入ってきた『あなた』に


すぐ抱きつきたくて。





そしたら『あなた』は、


「ちょっと待て!靴!」


って言うから、


靴を脱いでる『あなた』を私は、


ん~~~~!!!早く~~~~~!!!


って言いながら


そのわずかな時間も待ちきれなくて


地団太を踏んで、


やっと靴を脱いだ『あなた』の


胸に飛び込んだの。











その瞬間に感じたの。







今のこの瞬間が


ずっと記憶に残る


私の幸せの瞬間になる、って。




だから、


しっかり胸に刻まなきゃ、って。


しっかり覚えてなきゃ、って。


今、今、今のこの瞬間だ、って。








ちょっと身を屈めた『あなた』の後姿


『あなた』の首に手を回した私


うちの、ちょっと反射する玄関の扉に


写ってたの。








多分5秒くらい。






幸せの膜


みたいなものに包まれたふたりを


私は、


全身で


必死に


感じていました。


















あんな気持ちにさせてくれて





この記憶をくれて











ありがとう。




o(^▽^)o シアワセハ イツモ ミジカイ