
今回の広告は1920年(大正9年)5月の「日本文具新聞」に掲載されていました。
アメリカの【エバーシャープ(EVERSHARP)】のペンシルを
”五車堂”が日本に輸入し、販売をし始めたことを伝える広告です。
アメリカの【エバーシャープ(EVERSHARP)】のペンシルを
”五車堂”が日本に輸入し、販売をし始めたことを伝える広告です。
まずこの広告を見たとき、大正初期にEVERSHARPのペンシルが輸入され、
日本で売られていた裏付けが取れて、とてもすっきりしました。
というのも、以前に紹介したとおり、このペンシルは日本の骨董市でよく見かけることがあるからです。
アメリカ製なのになぜ日本の骨董市によく出品されているのだろうと、以前から疑問に思っていました。
日本でも正式に売られていのであれば納得がいきます。
日本で売られていた裏付けが取れて、とてもすっきりしました。
というのも、以前に紹介したとおり、このペンシルは日本の骨董市でよく見かけることがあるからです。
アメリカ製なのになぜ日本の骨董市によく出品されているのだろうと、以前から疑問に思っていました。
日本でも正式に売られていのであれば納得がいきます。
そしてこの広告は、シャープペンシルに関する文献を調べ始めた目的の一つ、
「日本で”シャープペンシル”と呼ばれ始めたのは何時頃からか?」の手がかりとなると思います。
あくまでもこの「日本文具新聞」の記事や広告に限りますが、
”シャープ”という言葉をペンシルに使った初めての広告になります。
当時の文具関係の新聞は「日本文具新聞」の他にも「大阪文具新聞」、「文具界」、「名古屋文具新聞」などあるため、
この広告より前に「シャープ」という言葉を用いている可能性はありますが、
おそらくこの「EVERSHARP」の広告が、日本で初めて「シャープペンシル」という言葉を用いたのだと思います。
「日本で”シャープペンシル”と呼ばれ始めたのは何時頃からか?」の手がかりとなると思います。
あくまでもこの「日本文具新聞」の記事や広告に限りますが、
”シャープ”という言葉をペンシルに使った初めての広告になります。
当時の文具関係の新聞は「日本文具新聞」の他にも「大阪文具新聞」、「文具界」、「名古屋文具新聞」などあるため、
この広告より前に「シャープ」という言葉を用いている可能性はありますが、
おそらくこの「EVERSHARP」の広告が、日本で初めて「シャープペンシル」という言葉を用いたのだと思います。
また、この広告の謳い文句「萬年筆の時代は去れり!」はかなりインパクトがあります。
今ではこのような大胆な広告は出せないだろうと思います。
当時でもこの広告が出た2か月後の日本文具新聞に
「五車堂の鉛筆広告「万年筆時代は去れり」に対し、東京万年筆製造同業組合組長伊藤農夫雄氏が咎めた」
という記事が載ったほどです。
今ではこのような大胆な広告は出せないだろうと思います。
当時でもこの広告が出た2か月後の日本文具新聞に
「五車堂の鉛筆広告「万年筆時代は去れり」に対し、東京万年筆製造同業組合組長伊藤農夫雄氏が咎めた」
という記事が載ったほどです。
この五車堂とはどういう店か調べたところ、
戦前から文房具、実用品、洋書などを輸出入してサンフランシスコと日本で販売していたようです。
そして、最近までサンフランシスコに五車堂書店として存在していたようです。
また、この広告が出た日本文具新聞の記事に、「我邦文具業界の麒麟児」として
店主の小野昇六氏の経緯などが紹介されていました。
小野昇六氏はサンフランシスコに渡り、書店を経営し、米国の最新流行の文房具と実用品を紹介するために、
当時から学生の街であった神田駿河臺に大きいショーウィンドウの店を開いたそうです。
その中で、アメリカ シカゴのエバーシャープペンシル会社からシャープペンシルを直輸入し、売り出したようです。
戦前から文房具、実用品、洋書などを輸出入してサンフランシスコと日本で販売していたようです。
そして、最近までサンフランシスコに五車堂書店として存在していたようです。
また、この広告が出た日本文具新聞の記事に、「我邦文具業界の麒麟児」として
店主の小野昇六氏の経緯などが紹介されていました。
小野昇六氏はサンフランシスコに渡り、書店を経営し、米国の最新流行の文房具と実用品を紹介するために、
当時から学生の街であった神田駿河臺に大きいショーウィンドウの店を開いたそうです。
その中で、アメリカ シカゴのエバーシャープペンシル会社からシャープペンシルを直輸入し、売り出したようです。
はたしてこの「EVERSARP」のシャープペンシルが”シャープペンシル”の語源になったのか?
はたまた、通説通り「シャープ」の「エバーレディシャープペンシル」がシャープペンシルと呼ばれ始めたきっかけなのか?
これ以降の広告を調べて推移を調査していこうと思います。
はたまた、通説通り「シャープ」の「エバーレディシャープペンシル」がシャープペンシルと呼ばれ始めたきっかけなのか?
これ以降の広告を調べて推移を調査していこうと思います。